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『ブラックペアン』と『花男』キャラ(ウチの話)で、コラボして書いてみました。
世良目線になります、よくあるパターンですが。
ドラマの話とは、全く関係ありません。
あくまでも二次。
気が向いたら、読んでやってねwww。





「もう、渡海先生は横暴だな・・・」
昨日の手術(オペ)で、僕は渡海先生にこき使われてクタクタだった。
患者さんは、70歳のお婆ちゃんで開腹手術だった。
僕と同僚が助手として、参加したんだけど。
同僚が術野を作る事に手こずり、黒崎助教授から雷が落ちたのをスタートに。
時間は推すばかりだし、佐伯教授からは術例の課題を出されたりと今日は疲労困憊だ。
『邪魔』の一言で、渡海先生のダメ出しはとどめ刺されたし。
同僚の川上さんから、『世良さん、大丈夫ですか?』だもんな。
昨日も一昨日も、その前も、考えたら2週間はこんな状態。
体育会系な部署でも、今はパワハラが叫ばれるこの時世。
普通の企業なら、コンポライアンスがだのと始まるだろうな。
踏んだり蹴ったりな日々が、後何日続くんだろう。


大学の医学部をギリギリ卒業し、僕は念願の研修医になれた。
しかし現実は、甘くなかった。
僕が一体何をしたのか、あの渡海先生に目を付けられて。
『オペ室の悪魔でありながら、天才と呼ばれる』渡海征四郎先生。
手術現場に送り込まれ、助手として立ち会わされる日々。
先輩医師からは睨まれ、同僚からも妬まれるわ。
密かに好意を持ってる花房さんと、距離も出来てお先真っ暗過ぎる。
佐伯外科医教室でも、白い目で見られてる。
「渡海先生・・・恨みますよ・・」



数日後。
僕は昼飯の時間食堂で、一人座り心地のしない席でカレー定食を食べていた。
テーブル席の端で、俯きがちな僕。
渡海先生と居るのが長いせいか、視線があちこちから光っている。
今の僕は見せ物小屋の、パンダ扱い。
花房さんは僕と入れ違いに、1時間後の昼休み。
先輩の猫田さんが、寝不足による体調不良で14時出勤だからとか。
「だから何時も、居ないのか?」
看護士としては、有能なのに低血圧ってどうなんだろうなあ。



「此処、空いてるかな?」
カレーライスに、デザートの『ライチゼリー』をトレイに乗せてる。
白衣でベリーショート、大きな瞳の女性。
プレート名は『牧野・・つくし』?
あれ?この人・・同じ研修医なのかな?
「君今度入った、研修医クンかな?」
へ?上から目線だし、僕より年下じゃないの?
ピアスがピンクダイヤのプラチナ?もしや、一点物?
「あ・・・世良ですけど、貴方も研修医ですかもしかして?」
「と、言いたげだね。あたしは、世良君よりも4年先輩なんだな」
へ?僕は童顔だけど26なんだよな。

僕はそんなに、有名人なんだろうか?
渡海先生付きなら、イヤでもそうなるか。
首を振りながら上目遣いって・・・。
苦笑いする彼女に、何かドキドキする。
「てっきり、研修医と思ってました。すみません」
「やっぱりねえ。猫ちゃんにも、言われんのよう」
猫田さんとも知り合いなんだ、この人結構交友関係幅広いんだ。

少年みたいで華奢な感じだし、思わず守ってあげたくなる。
「世良君は佐伯教授の、生徒さんになるのかな?」
スプーンを掬いながら、牧野さんは僕を見やる。
「そうです、佐伯教授は凄いですね。教え子なんて、とんでもない。出来が違い過ぎます」
「そりゃあねえ、佐伯教授は理事長選を控えてらっしゃるもの。あたしも研修医の頃には、お世話になったものよ」
佐伯教授は理事長選を、控えてるんだよな。
「そうなんですか?」
「学生時代にね、医学部の担当教授だったから・・うん、レポートしごかれたもの」
当時は威厳有りだったのかな・・と、思いながらも。
「佐伯先生の授業なら大変ですよねえ、外科は毎回大変ですよ」
「でも今はかなり丸くなられた方だもの」
牧野さんの食べる姿、萌えそうだ。
「もう美味っしい・・朝も食べ損ねたし、おばちゃんの作るカレーライス最高」
昔に比べたら、格段に美味しいのよ・・・って?
カレーライスにミニサラダ、シンプルメニュー。
でもルーに拘り有るからか、小麦粉から作る本格派のたかが病院の食堂メニューだ。
職員とネットで知った一般市民は、このカレー食べたさに通うファンも居る。
僕もその一人。
「牧野さん、心療内科・・行ってもいいですか?」
僕は牧野さんの、大きな瞳に吸い込まれていた。
普通の女性だけど、華奢な身体つきなのに頼り甲斐有りそう。

「何か悩み事?・・もしかして、渡海先生?それとも黒崎助教授にいびられた?のかな」
「手術に立ち会わされたんです・・でも。術野作りが遅くて、垣谷先生や渡海先生からも圧力でした」
カレーライスの食べる速度が、早くなってるのか銀のスプーンを掬うのも急いでるな。
口をせわしなく動かすのが、リスみたいに可愛いな。
「新人さん・・・モグモグう・・・んっ、渡海先生や黒崎助教授なら同情しちゃうなあ」
「此れじゃ、ゲッソリしちゃいますよ」
学生の研修医みたいな容貌で、年上に見えない牧野先生。
水の入った紙コップをイッキ飲みで、気付いたらゼリーをそこそこに食べ終えた牧野先生。
牧野先生は、高級そうな皮表紙の手帳を開いてる。
シャープペンも、CO○○Hのロゴって勤務に使う代物?
謎の先生だよな。
かなり書き込みしてありそうだし、ほぼスケジュールが書き込まれたり・・あちこち何かしら書いてあるみたいだ。
「じゃ・・2時間後なら、空いてるからどうぞ」
牧野先生に相談して貰ったら、きっと何かが開けそうだ。
花房さんも良いけど、牧野先生も素敵だなあ。

そんな僕でも、牧野先生なら脈が有ると思ってみたくなった。

脈・・・上は125で、下は65www。
じゃないわな・・・有る?んかwww。
ドラマを見ていたら、思い付いて書いていました。
『チーム・バチスタ』シリーズの前になるので、前に書いたお話と連動を考えてます・・・が。
渡海先生・・・難しいです(笑)。

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背景を変えたりで、大変ご迷惑をおかけしています。
何やろ?エラい見にくいんは、前そうでもなかったんけど。
申し訳ありません。
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