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夜通しで行われた無制限の戦いは、つくしの睡眠撃沈に依り終了となった。

翌朝、鈍痛で全く動く事も苦しいつくし。
互いの体液でつくしの身体は、不快極まりない。
隣で満たされた司の顔に、苛つきを覚えベッドから追い出したつくし。
『何でこの男はスッキリしてるのよ』
自分ばかり受け身で、強姦された女の気分である。
『あたしって損してるだけじゃない・・』
「ってぇな。つくしは生理痛の日だったんか?」
「あんたは、生理痛に苦しんでもヤる時有るじゃない」
「あ?それで痛みが紛れんなら、良いんじゃね?」
舌打ちしながらも、起き上がると司は隣のシャワールームに快適に優雅な姿で消えて行く。
ドアに向かって、バスローブを投げ付けるつくし。
『あたしを何だと思ってんのよ。ちょっとは、加減をしてよねっ』
再びシルクの毛布を頭迄被り、俯せるつくし。


絶対に別れてやる・・と、宣誓してついでに念書でも覚書も書いてやると意気込むも。

ストレートになり、雫を垂らしながらつくしのふて寝するベッドに腰を下ろす司。
この雫を瓶に詰めてネットオークションに出したら、天文学的数字が出るんだろうと考えそうになるつくし。
「つくしも満更じゃねーだろ。ノリノリだったよなあ・・オレを離すどころか・・・」
「あんたやっぱり、死んでくれるかな」
「そのやっぱりは、期待してたって意味だよな。甲斐性なしじゃダメだろうが」
どれだけプラス志向になれば、こんな風に考える事が出来るんだろうと不思議でならない。
此れだけならば、只の厚顔無恥な馬鹿男であろう。
しかし司の違う所は、器が違うのだ。
世界的経営者としての顔を持ち、男女問わず一度虜にすれぱ引き込まれて羨望の的となり希望となる。
先日も途上国への、インフラ支援を積極的に行い政府や民間企業からの協力取り付けに一役買った事で表彰されている。
(司は面倒臭いの一言で、楓に丸投げしている)
「オレはつくしの事以外、どうでも良い」
と表面上はそれだけだが。
司は努力を積んでいるのを、つくしは知っている。
無下にしないのは、司を認めているからだ。
素直になれないだけ。


「あんたは、デリカシーが無さすぎるのよ」
「つくしはキョトキョトの果てに、ウダウダ悩んで類を頼んだろ?」
余りの的確な発言に、つくしは何も言えない。
確かに悩むと、直ぐに類を頼ろうとする傾向は有る。
「オレはつくしの意思を、金輪際無視すっからな」
つくしが掛けていた毛布を剥ぎ取りるなり、司はガバッと組み敷いて再度のラウンドに突入するのだった。


『世界中の女がなし得ない事、つくしは出来んだからな。有り難いだろ?』
誰も司を独占出来ない事、出来るのはつくしの特権なのだ。
意識を失っても、愛されるつくし。



此れが本能で生きる、司の生き様である。
敵は本能寺・・・と、先人は呟いた。
オレ様の本能が、人類共通の敵になる日も近い。
その司の敵は、只の女である『牧野つくし』。

凡庸の仮面を纏った、天性の『男殺し』な女は今日も司の閨に侍る。
甘い麻薬の花弁を匂わせる、始末の終えない女。


Ende


本日もお越し頂きまして、有り難うございます。
やっとグダグダながら、終わりました。
毎回、書けなくてひたすら(T-T)。
お付き合い有り難うございました。


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つくしは一度、起きそうになるも目蓋が重くなり爆睡モードに突入した。

直ぐ側でつくしの仕種に、下半身を直撃されている不埒な男は当然だが面白くはない。
「こんなに良い男を侍らせといて、爆睡は許されねーよなあ」
胸を這うしなやかな指は、上を向き存在を表す蕾を二本の指の隙間に挟み指の肉厚で突いたり押し上げる。
「あ・・・んぁ・・・」
唇から紡ぐのは、感じるのか寝言なのか。
起きない眠り姫状態を良い事に、セーターを捲り上げ果実の周囲をわさわさとこねくり舌で食そうと考える。
「機は熟したから、食べ頃って事だよなあ」
心中でニヤニヤが止まらない。
見た目は無表情だが、内面はエロティックに変貌して行く。


『う~ん』
身動ぎしながら、胸元に虫がワサワサする感触から逃れようとするも。
抑えつけられてる?自分の体が、思う様に動かせない事へ不安を感じる。
目を恐る恐る開いて見れば、視界を占拠するのは自分が誰より欲した筈の極上男。
それもスイッチオンの、猛獣モードではないか。
「よぉ、オレ様を放置しといて自分は高いびきとはな」
「鼾なんかっ、してないわよ」
と、言ってはみたが・・爆睡から覚めたばかりでは自信がない。

胸元に所有の証を発見するなり、つくしは顔から火が出そうになるも。
「期待してた癖に、何しわを切りやがんだ」
しわではなくて、しらを切るの間違いを正したくはない。
司はつくしの食べ頃な唇に、唇を重ね合わせながら胸元を手でまさぐる。


「あ・・・あん・・・ふぅん」
つくしは炎が灯され、足をモジモジと動かしてアピールする。
司がスカートとショーツを下ろすと、大量の甘くもベットリした汁が吹き出している。
「あん・・・はぁ・・・ひゃあ・・・・あ」
「我慢出来ねえのかよ」

卑猥な発言をわざとらしく、耳たぶを舐めながら囁く司。

ブラをずりあげられ、潮が吹き溜まりの恥ずかしい格好。
司は自分が来ていた、トレンチコートをつくしに着せて邸に到着するなり東の西部屋へ運び込んだ。

その様子を一礼しながら、西田とタマはしてやったりな態度で二人を見送ったのであった。




本日もお越し頂きまして、有り難うございます。
品が無いエセエロで、申し訳ありません(;_;)。
本人も読書しながら、必死に頑張っては居るのですが。
付け焼き刃はアカンですわ←。
司のバースデー、つくしのも終わらせんとアカンのに←。



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夢に迄見ていた愛しい女を取り戻した司は、首元に残る赤い部分に指を這わしていた。
『つくしはオレだけのだ』
初めて見た時には、そのへんの女と一緒だと思っていた。
容姿なら見栄えする人間は、世の中に幾らでも居る。
司に見初められたい女は、声を掛ければ世界中から名乗りが上がるだろう。
企業パーティーに姉や秘書(司に興味を示さない女性)等、をパートナーで参加する。
痛い位にアピールする、女と言う名前のハイエナ連中。
そんな見かけ倒しな女は、要らなかった。
『自分で稼がないで、親の金で贅沢三昧な坊っちゃんが赤札で暴力とか。チャンチャラ可笑しいわ。只の馬鹿と変わらないじゃないの』
『あたしは安い女じゃない。金持ちの御曹司を見れば、誰彼構わず尻尾振るなんてゲスと変わらないんだ』
つくしの誰にも媚びず、分け隔てなく付き合う態度は普通の男は勿論だが。
司の様なセレブ男性連中すらも、虜にした。


その辺りは省略するとしよう。


先程迄の車内は司が西田の首をもんぞと掴み掛かり、狭いブースが戦場と化していた。
『つくしが汚される』と暴れる御曹司、止めようにも助手席と密集状態にSP達は自分の命を惜しんでいた。
一番良いのは、つくしが止めてくれれば良かったのだが。
寝つきの良過ぎた彼女には、とても不可抗力であった。
西田は御曹司を理解していたからこそ、スリーパーホールドを掛けられても耐えなければならなかった。
『坊っちゃんにとって、牧野様に何かあったら末代迄祟られかねない』
それだけは回避したかった、懸案だったのだ。

安心した様に眠るつくしからは、甘く切ない匂いが伝わって来る。


司は直感のインスピレーションで、つくしの危機を察知した。
運転手を急かすも、運転技術は丁寧な元ハイヤー出身の運転手。
裏道を知り尽くしていたのが幸いし、急ぎつくしに付けているSPのGPSを調べた。
つくしの飲み会が開かれていたビルの、一部屋隔てている部屋には『YOGA教室』と『◯◯水彩画教室』の看板を掲げるテナント。

この教室の講師、ロシアの元工作員出身で『道明寺HD』に雇われているスペシャリスト。
SPの存在を、普段はひた隠しにしている。
何故なら以前、つくしにSPを付けていた事がバレてしまった。
大激怒したつくしは『一緒に風呂と寝るのは暫くダメ』と、部屋を施錠されて仕事が大いに滞った。
母の楓からは『ビジネスに専念しなさい』と発破を掛けられても、その時は落ち込んだのだ。
解禁された時は、三日間も寝室を占拠する有り様だった。


GPSでつくしの居場所を突き止め、急ぎ突入した時。
最低限の武器を持ち、女性化粧室。
(化粧室前には、SPが常駐し使用者をシャットアウトしていた)
ストーカーはつくしに馬乗りし襲い掛かろうとしていた正にその時。
司の理性と言うブレーキが、崩壊し犯人を完膚無き迄に殴った。
容疑者は虫の息になる手前であったが。
つくしに止められ、犯人は駆け付けた警察官に直ぐ引き渡された。
司は未だ殴り掛かろうとしていたが、つくしが立ちSP達が体を張って止めた。
容疑者を引き渡すと、つくしはタイル張りの床に崩れそうになるも。
つくしは司にお姫様抱っこで、その場所から離れたのだった。


女性化粧室に司が来た時は、まさかの覗きと間違えたつくし。

司に頭をポンポンされた瞬間、ポロポロと涙が出て来た。
司が戻るなら、それなりの服装にすれば良かったと思ったけれど。

化粧も崩れたけれど、それでも良かったと安心するつくし。
自分が馴染むあの場所に、戻る事が出来るから。

飲み会仲間がどうなったかは、知らない。
意識を手放してから、かなり時間が経過していたからだ。
つくしは身に覚えの有る、コロンの匂いに目を開ける事を躊躇っていた。
嘘だったらショックが、半端無いからだ。


司は中々目を覚まさない姫君の懐に、そっと手を差し込んだ。
柔らかい肌がしっくり来て、可愛らしさが倍増していくばかりだった。




終わらなかった・・・詐欺レベルになって来たなwww。


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岩永達がつくしが化粧室へ消えてから、時間が経っている事に気付いたのは20分近く後だ。
ウーロンハイを飲んで、締めにドリアを注文をしたのだが。
注文した商品がテーブル席に運ばれた頃、制服姿の警察官が入店して来た事で物々しい雰囲気に包まれたのだ。
樹本「なあ、牧野が未だ戻って来てないんだけど」
岩永「おい、それと何か関係あんのかよ」
ヒソヒソとテーブルで、肩を狭めて彼らは話を初めたのと同時だった。
警察官「牧野さんの私物を、どなたか女性のお友達さんはいらっしゃいますか?」
樹本達は顔を見合せると、社員の宮田早苗に手を合わせた。
早苗は顔見知り程度だが、男性に私物を頼む訳には行かず。
警察官らしき男性と、その後ろには高級スーツにサングラスのガッチリ体型の男性がクイクイと指差しする。
それだけで早苗は萎縮しながら、トボトボと後ろに付く。
早苗はつくしの私物らしきコートを、小脇に抱えると自分のローヒールの靴に踵を合わせた。
つくしの行った女性化粧室は、現場検証らしき作業着の男性がカメラで写真を取ったり『アンゴラダスター刷毛』を片手に化粧室のドアを触れている。



トボトボと歩いて行くと、秘書らしき男性が最敬礼で頭を下げている。
早苗は慌てて会釈をする。
「牧野様の私物を、預かりに参りました」
「あ・・・あの、牧野さんは?」
「私共の主人が、牧野様と共に先にお帰りになられましたので」
「え?牧野さん・・・何かあったんで」
その背後では、スーツを着用した男性が手錠を掛けられている男を立たせ連行して行く。
早苗はつくしが事件に巻き込まれた?と、クエスチョンが浮かんでしまうも。
秘書は『牧野様からは、私の事は気にせずと伝えて下さいと』の一言が言われただけではあるが。
狐につままれた様で、合点が行かない。
「あの・・・牧野さんには、何かあった?」
「それは私の口から、申し上げる訳には参りません」
仕事が出来る男性らしき人間からは、それ以上の言葉を引き出せない早苗。
首を縦に振る以外のリラクションが、起こせない。
「いきなり会った方に言われても・・・」
「此処の会計は全て、主人の命によりお支払いは済ませてございます」
早苗は彼らから、圧力を感じたのだった。
『牧野さんの事は一切、勘繰るなと』

早苗が元の部屋に戻ると、岩永達は帰り支度を始めていた。
店が『臨時休業』で、早目に切り上げるとの事だった。
岩永は『牧野さんに言いたかったんだよなあ』と、未練タラタラだった様であるが。
早苗は『牧野さんは、私達では相手にならないわよ』とだけ、告げたのだった。
つくしの行き先を聞く事に、物々しい集団と遭遇した彼女は『関わりたくない』それだけであった。


つくしを乗せた車は、愛しの?所有者様が大切に抱えられて帰路に着いていた。

爆睡していた上に、途中迄書いたのがログインで消去する悪循環に泣きそうでした。


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チラチラと何か誰かに見られている感じで、つくしは急ぎコスメポーチに化粧道具を仕舞う。
岩永に告白されて受け入れてみるか、と一瞬思ったものの正直つくしには度胸が無い。
司の力に掛かれば、岩永は抹殺されて仕舞う。
殺害されて、何処かでバラされるか鮫や魚の餌に消えるか。
そう考えると、つくしは踏み出していいか躊躇してしまうのだ。
あたし・・・未だ司と付き合っても、良いのかなあ。
いや付き合わないと、不味いの間違いだろう。
岩永は財閥やら一流企業の、御曹司ではない。
ごく普通の企業に勤める、サラリーマンである。
彼を巻き込んでしまっては、後々の日々をつくしは後悔しかねない。
『何を迷うんだろ?何時もあたしは、出たとこ勝負で道を広げて来たんだからっ』
考え込むと結論を出せないのが、つくしの欠点でもある。
ちょっと考えてみて、つくしはナチュラルメイクに少し明るめなリップを塗ってみた。
牧野つくしが、少しだけ飛躍出来る様にティッシュへ塗り直した唇を噛む様に。
化粧室に飾られている絵画の、静物画が澱んで見えた。
『頑張れ、あたし。よしっ、行くぞ』
鏡の前で両手に握り拳を作りながら、気合い注入をするつくしだったが。

ガタンと入口のドアが、衝撃音を受ける。
つくしは女性客が、転倒した音かと急ぎドアを開いた。
「大丈夫ですか?どうか・・・しま・・・キャッ」
ドアの前に這う男が、ニヤニヤしながらつくしに這いつくばって近寄ってくる。
つくしは直ぐにドアを閉めようと抵抗するが、男の手が僅かな隙間に潜り込む。
力が出せないつくしの背後に、男がのし掛かる。
「いや・・・・キャッ・・・・むぐ・・」
首筋を舌が這い、つくしは全力で抵抗を試みるも。
男は臭い息と薬をヤッているのか、ラリながらつくしに触れようとする。
「嫌・・・助けて・・・きゃあ」
涙声で抵抗するも、恐怖感でパニックの余りに声が出ない。
男の体はつくしに馬乗りされ、涙で視界が見えなくなる。
『ゴメンね・・・助けて・・・道明寺ィ』
何時だったか司が、つくしの前で言ってた事。
『好きな女の前では手を出さない』
技を受けながら、されるままに受け身を取った事。
つくしの為に喧嘩相手から、ボコボコにヤラれた。


あたしが遠ざけた様なもんだよね?
つくしも報いを受けたのだろうか、レースのショーツに手が届いた瞬間につくしは万事休すと諦めた時。


大挙して、ドアが勢いよく開いたのだった。




久々のお話、続きを公開させて頂きました。
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