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本日は連載スタートした、お話をアップしました。 認証機械にカードを翳すと、警備員の白髪混じりな中年からニマリとドヤ顔でつくしを見上げる。 「牧野さん、彼氏と喧嘩した?」 「増田さん、セクハラですよ」 「くわばらくわばら、このレベルでもかい」 つくしは鱈子唇を、尖らせる。 ナチュラルピンクの唇から、吐息を吐く姿は増田の溜め息を捉える。 「もうちょい、若かったらな。オジサンも、告白してたな」 「イヤだあ、増田さん。行って来るっ」 「おう、しっかりな」 自動扉のスタンドを潜り抜け、足元のスニーカーに目を下げる。 斜めのシャープ線が、茶色の泥まみれになっている。 愛用のCOACHバッグから、ウエットティッシュのシール口を剥がして取り出す。 辺りを泥まみれにすれば、清掃のおばあちゃんの手を煩わせてしまう。 院内の清掃員は、元患者で収入が不安定なシニアを嘱託に採用している。 つくしと顔馴染みの、顔見知りも居る。 時計は未だ6時になったばかり。 何時もはベッドの中であるが、今日は急遽早出出勤だ。 新人看護士が、『O-157』で体調不良を訴えて隔離病棟で治療を受ける事態となったのだ。 つくしは女子寮から、チャリ通で早くに出勤可能と上層部からの判断であった。 「高階先生も容赦無いなあ・・・」 取り敢えずは夜勤交代の看護士と、引き継ぎを終えてICUに詰めた。 2時間後、無事に日勤組と引き継ぎを終えた。 つくしはコンビニを兼ねた売店で、カロリーメイトを購入した。 サンドイッチ等でも良いのだが、本来の職務は午後からに遅らせた。 時間休で13時からの、診察に変更している。 士婦長の藤原が、午前の仕事は引き受ける事になったからだ。 つくしは早朝から、自転車通勤でクタクタになり疲労困憊になっていた。 診察室の長い簡易ベッドに、身体を投げ出すと眠気が急激に襲って来た。 「ふわぁ〜、お休みィ」 誰も居ないベッドに、薄いシーツで身を隠してつくしは縮こまって睡眠に入ったのだが。 そういう時に、突然災難?はやって来る。 『魔王降臨』と言う名前の、彼氏様(そのうち、ご主人様?)が近寄りつつあった。 昨日の続きは、下書きが途中迄しか終わっていませんでした。 爆睡しておりました💦。 週末にはアップしたいと思うんですが。 毎日、足を運んで下さる皆様には感謝です❗ ランキングに参加してます。 良かったら、ポチってお願い致します。 にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
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新連載ですが、未だ前作との繋ぎが終わってません。



今日も高低差の斜面を、1台のチャリがゆらゆら揺らされて漕ぎ手の女は幾分長く緩やかな黒髪を乱す。
般若の形相を引き吊らしながら、必死にペダルを漕ぐ華奢で小柄な女。
名前は『牧野つくし』
(そのうち、『道明寺つくし』にされかねない)
ハンドルを握りしめる手からは、油汗を掻きながら坂道を昇る。
力一杯漕ぐも、既にヨタヨタな体勢。
「きゃっ、落ちる落ちる」
と、ガタガタしながら走行するもブレーキでつんのめる。
自転車を派手に倒し、女は勢い良く転倒する。
「痛ぁ~い、だ・・誰も見てなかったよね」
オフホワイトのガウチョパンツに隠れる白い脚から、血が滲んでいる。
『車で行けば済む話じゃねーか』
アイツがオレ様口調を、吹かすと思えば腹立ちしかない。
「あんたはね、それでドヤ顔して言うけどねっ」
口から駄々漏れしている事に、つくしは気付いていない。

身分不相応な事をして、学生時代は散々な目に遭いまくった波乱万丈な過去。

土埃で黒く汚れていて、擦り傷も数ヶ所確認出来ている。
「不味いなあ・・急がなきゃ」
腕時計は何時も良くしてくれる、『椿お姉さん』からの就職祝いで頂いた『カル○○エ』の時計。
左手をクルリと返せば、秒針が曲がっているうえ。
硝子に罅が入り、女の顔は氷点下に固まっている。
『ど、どうしよ・・・お姉さんからの頂き物を』
アメリカから帰国する時に、ブランドショップのサンプルを頂きモニターとして使用している。
「あたしってば、変わらないがさつ女よねえ」
此方の職場に、時計は必須のアイテム。
とは言っても、起きてしまった事にはとやかく言っても始まらない。
尻をパンパンと叩きながら、顔を痛みでしかめる。
プラスチック製のバレットも折れ、踏んだり蹴ったりだ。
纏めた髪も解れている。
「傷は仕方ないから、とにかく診察室に向かうかぁ」
あ~あ、雑貨屋の1,080円がパーだなぁ・・・と、未練タラタラに無惨な姿のバレットをバッグのポケットに仕舞い込む。
倒れたチャリを起こして、足を踏み出すもしかめ面のつくし。

ふと頭に浮かんだ奥田民生の曲に、鼻唄を鳴らしながら女は首を振り得意げだ。
高低差の坂を登り切り、やっと高く聳える建物が姿を表す。
上手くはない鼻唄で、自転車を押して白い木枠で『職員専用出入口』と掲げられている小さい門をくぐる。
隙間に乱雑並べのチャリを、一番端に止めるのが女の拘り。
「行きますかねえ」
鍵を二重止めし、警備員の立つ自動ドアに女はプラスチックのIDを取り出す。
認識機械にかざしてピピッと鳴らす。


『牧野つくし』の何気ない1日は、始まる。



此方は以前書いた『ジェネラルルージュとブラックペアンの試練』〜ジェネラルルージュの伝説・改訂版〜を、改訂修正しています。
プロローグから、少し空いてしまいました。

『花より男子』『花のち晴れ』『チーム・バチスタ&ブラックペアン』から、少しずつキャラを使用して進行していく予定であります。
が!どれもキャラが『原作と違う』なる色々な苦情をお持ちになるかと思います。
あくまでも、お話の進行や元ネタの人数が多くやむを得ずの設定になります。
『つかつく』は少しずつながら、取り入れる予定です。
で、書き手はそんなに医療関係には明るい方ではないので。

あくまでも、二次とフィクションで捉えて下さい。
嫌と思ったら、『読まない』『立ち去る』選択をお願い致します。
作家様、出版元等関係者様には、ノータッチです。
素人の想像で拙いお話を、書いてるだけです。
作品に関係の無い、誹謗中傷は固くお断り致します。
転載等も止めて下さいね。

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ピコンピコン・・・ピー・・・。

『0時23分、御臨終です』

長いながらも、短い生命維持との戦いを終えたその身体。

苦しんでた筈なのに、その表情からは最後の苦悶から解放されたのか静かで安らかに満ちていた。


貴方はその事を知らなければ、長生きをする事が可能だったのでしょうか?
この医学が発達する、先進国日本で生きて行く事は選択としては間違ってなかったのかもしれない。
しかし、生命維持にタラレバが有れば確実に生かす事を選ぶでしょう。
司法解剖へ回される為に、患者の遺体は『死化粧』を施され『護送車』で搬送されて行く。

患者の遺言は、『一人残される母の処遇』を頼んであった。
何故なら、患者はかつてこの病院に勤務していた勤務医だったから。
患者の母は病弱で、手術を受けて生還したが身内の居ない事を彼は嘆いていた。

『オレが長く生きる事は、無理かもしれない。
その時は、どうか母を託したい』と、患者は生前迄自分に話していたから。

秘書の柴崎を通じて、オレはそれを聞いて特別室に向かった時だ。
患者の容態急変で、治療の甲斐無く死出の旅路に向かった後だった。
運ばれた時には、かなり危険な状態から脱したものの。
驚異的な回復力で、彼は起き上がれる手前迄向かっていたのに・・・だ。
傷口から入った細菌で、肺炎を併発し帰らぬ人となった患者。

「オペ室の・・・悪魔と迄呼ばれた・・寂しい最後・・過ぎる・・・よ」


感傷には浸れないが、第2秘書の柴崎と顧問弁護士に後を託す。
花沢物産の人間に頼るのは不本意ながら、これも自分が自分たる所以ならばだ。

看護士1「花沢先生・・・○○号室の誉田さん、血圧120です」

薄いクリーム色の白衣の女性が、次の患者の経過を彼に伝えて来る。
『やれやれ、お悔やみを言ってる暇もないか』

日常に戻る・・・それだけの事。
天才外科医の救いを求めて、彼やその周りは次の患者に向き合って行くのだった。

『アンタの分迄、オレが此処を万全の場所にする
。渡海先輩』

あ、司もつくしも居ない・・・。
つくしは次に出るんけど・・。しまった😵💧。





此方は新連載のお話になります。
『花より男子』『花のち晴れ』『ブラックペアン』のキャラを使ったお話です。
(尚、最初の世良先生のお話を書いてる合間に作ってました💦)

『ジェネラル・ルージュの伝説』と、話が被る部分も有りますが。

(下書きを下げたのは、それも含めてなので)
出して居ないお話と掛け合わせて、更新をする予定です。
(毎回、読んでた読者様ゴメンなさい😅)
ゆっくりとなりますが、『つかつく』エビ・・もといエピソードを合わせて掲載していきますんで。
医療ネタも有りますが、つかつくのイチャコラはかなり?含めて書いてますんで。
(ブラックペアンネタのつかつくも、書いたりしてましたので)
シリアスな様ですが、其所は悠香のお話レベルとツッコミ満載で笑ってやって下さいな。

キャラの口調や、『あれ?こんなやったか?』と違和感を感じる方も居ると思います。
(特に愛莉と天馬は)
其所は二次です、で開き直って見て頂けましたら幸いであります❗
宜しくお願い致します。

本日は正午に、上げられたらもう一話を上げる予定です。


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