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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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待ち人を思う〜17〜

優紀「あの道明寺はんが・・信じられへんですね」
優紀は長椅子で、懐から懐紙を取りだしながら額に滲む汗を拭った。
総二郎は涼しい顔で、腕を組みながら彼らの会話を聞いている。
が、次の一言で総二郎は苦虫を噛む表情に変わった。
つくし「道明寺が・・・そんな事する、義理も何もないでしょうよ」
吉松「今は少し落ち着いて来たけど、運ばれる時はかなり危険だったんだよ」
つくしは司のビジネスか、貴子達の住む漁師町を利権に絡ませて何か取引を企むと考えている様だ。
と言うのも、貴子達の居住する『漁師町』は昭和の匂いが色濃い過疎な町である。
数年前に起きた「東日本大震災」で、漁師町は建物こそ無事だったが『液状化現象』等に数年は苦しんだ。
当時の町の行政トップ等は、『港湾をかさ上げし、漁師町を別の場所へ移動させよう』と考えたものの。
地元住民が反対運動を起こし、果ては行政のトップが失脚する事態に発展したのだ。
貴子は『漁師町』を守って来た事を、誇りに生きてきた。
先祖代々の土地を守り、年老いた漁師達や若い漁師仲間からも『町のシンボル』として慕われて来たのだ。
『道明寺HD』の建設関連部門も、実は数年前から貴子とは話し合いを持ち掛けてはいたらしい。
が、けんもほろろに追い返される繰り返しだ。
業を煮やした幹部が、行政に泣きつき金での解決を考えたものの・・それは『文○砲』に貴子がリークして撃退された。
(後に幹部は警察の世話(逮捕)となった)
勝「あのなつくしちゃん。それとこれとでは、話が違うだろ。現にオレは店にすら居なかったんだし」
息子の勝ですら、吉松からの緊急電話に慌てて仕事を切り上げて来た位だ。
吉松「オレもさ、その話は聞いた事有るよ。オレよりも郁美の方が詳しいけどさ」
つくし「道明寺はね、ビジネスと絡めて事を解決しようとする非情な人間の集まりなのよ。あたしだけじゃない、毎回メディアを通じてさ」
優紀「だからと言うて、司はんがそうとは思わんよ」
つくし「それは優紀が西門の人間だからでしょ」
何も分かってないつくしの一言は、優紀のプライドを深く傷つける。
優紀「見損なわんといて。ウチは大勢の人間を見聞きしてまんの。あんた以上に、欲まみれの人間の目利きには聡いで。ウチはともかくも、総二郎はん侮辱するんは親友と言えど許さへんで」
凛とする優紀は容姿とは相対するが、元来から備わった高貴さも重なり次期家元夫人の風格も品も備わって来ていた。
つくし「ゴメン・・でもね、道明寺には今そんな感情しか持てない・・・んだ」
総二郎「確かに・・・・な。せやけど、親友のオレが言うんもあれやけどな。道明寺HDのビジネスは今迄が、強引手法でやって来てたんは事実や」
優紀「堪忍なつくし。せやけど、司はんはそんな人やないはず」
勝「皆さんの言う通りだし。母さんの事は有る程度は覚悟してたからさ」
吉松「面会は未だ無理みたいだから、今日は帰ろうか」
勝「あぁ、遠いとこ悪かった。また日を改めてくれて・・・な?」
つくし「おばちゃん、良くなるといいね」
勝「何かあったら、連絡する」
章太「じゃ、つくしを送っていきます」
優紀「それはウチがしますから。つくしの事は、心配せんといて」
つくしに付いて行きたい章太は、優紀の圧に推されて渋々吉松と帰路に着く。
優紀「総二郎はんは?」
総二郎「司と話してから帰るわ」
優紀「まさか・・・司はん?おりましたんか?」
総二郎「多分・・・おるやろ」
総二郎が指を指したのは、貴子の病室であった。
つくし絡みは間違いないだろうが、今迄の司の行動からは格段に進歩したと総二郎は考えていた。


中々進みませんね・・・次は司が多分出て来ますが(笑)。
繁忙期に入り、中々書きたいお話も進まなくて申し訳ありません。
毎晩疲労困憊ですが、皆様からの応援が何よりの励みであります。
宜しくお願い致します。
ランキングも頑張ります(笑)。



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  • posted by  
  •  
  • 2018.03/12 21:57分 
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  • [Res]

>木○様 

あ、其所迄考えてなかったですwww。
只、俄にも標準語にも取るでしょう←。
何せ、京すずめは根性が悪いですからね←。
西門本筋にも、良くはないと思います。
が、優紀のコンセプトは『戦う武家の姫であり尼様』ですから(笑)。
総二郎と菩薩様が味方にあり、子供も産んでますから強い姫では有ります。
何も恐れない優紀の大胆さに、総二郎が将来の伴侶として選んだのだと思います。
お飾り女は不要、茶道や西門の為に身を削ってでも守り抜く力の有る女性。
優紀は女性の命である髪を、下ろす事すら厭わない。
この一途さが、此処のつくしには欠けてるんですよねえ。
コメントありがとうございます。
あ、総優を語り過ぎました←。

  • posted by zerosan2 
  • URL 
  • 2018.03/12 22:14分 
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Author:悠香
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CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
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