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今日は終日ツイていなかった。
久々にホテルの食堂で、時間短縮も兼ねてやって来た。
食堂の定食は、人気メニューの『ビーフストロガノフ』でお腹が空き過ぎて楽しみも倍増だった。
が注文してみれば、自分の前で希望の定食セットが売り切れた。
「ゴメンねぇ。最近はさ、一般のお客さんも、ランチ目当てに来るんだよ」
「従業員の為のランチじゃないの?」
「昔とは変わったよねえ」
食堂の中年女性は、割烹着で苦笑いだった。
唯一の楽しみである定食も、食べられず。
定食を諦め仕方なくスープパスタを注文すれば、全く違う「激辛ペペロンチーノ」が出された。
嫌いではなかったが、口にしたら何時も以上に辛さが半端無しで。
「キャッ、辛あ~い」
口の中がヒリヒリしていた。
ヒリヒリで集中力に欠けている時に限って、午後の営業会議に突入するも。
進展が無いまま時間ばかりが過ぎて行く。
終わったのは終電間際の、23時過ぎ。
早く解放された方だよ、と他の部署の社員からはボヤキも聞かれたものの。
つくしは一刻も早く、マンションに戻る為最低限の身支度で戻って来たのだ。
マンションに何とか辿り着くも、シャワーを浴びる体力は残ってなかった。
化粧を落とす事も忘れるわで、冷蔵庫から飲みかけのミネラルウォーター入り紙パックを取り出した。
直に口を付ければ、口紅がパックにベットリだ。
「あ、不味い。口紅付いたまんま・・・」
近くに立て掛けてある、姿鏡に映る自分。
顔のメイクが知らぬうちに崩れ掛け、人前では見せられた物ではなかった。
「こんな顔で会議に出てるって、女捨ててるわあ」
テーブルに散乱する袋近くに放置されたコスメポーチ。
急いでポーチの中身を開き、メイク落としを探す。
『メイク落としシート』と印字された袋をめくり、一枚のペーパーを取り出す。
つくしは鏡の前で、シートを顔に当てて急ぎ軽く擦り落とした。
すっぴんの自分は、疲れきった顔全開だ。
「あ~あ。本社は充実していて、楽しかったなあ」
ペーパーシートを、ゴミ箱にポイと投げ込む。
テレビを付けながら、つくしは再度冷蔵庫を開く。
タッパーを取り出し、小皿に取り分ける。
色とりどりの野菜を、ドレッシングで敢えたマリネ。
ホテルの食堂で頂いたものだ。
スーパーへの買い物が中々行けない時は、試食の残りを厨房から分けて貰っている。
厨房に入る彼らの殆どは、料理に関してはプロである。
試食会議にはつくしも、珠に参加している。
そのツテで最近は、夕食変わりに頂いてたりもする。
貴重な食材になりつつあるのだ。
睡魔に襲われ、直ぐに頭が重くなりベッドに仰向ける。
「明日も会議・・ランチ・・むにゃむにゃ」
涎を垂らしたまま、爆睡に突入してしまったつくし。
テレビでは、『韓流時代劇』のクライマックスなのか華麗なる殺陣を役者達が披露している。
消音にしたまま、つくしはソファーに寝転がっている。

進が帰宅した事すらも、気付かない位。
次のお話、明日アップの予定がまさかの本日設定になっていたとは。
顔が顔面蒼白になりました←。
いやストックが無いもんで。
次のお話、書いては居るんけど。
暫くお待ち下さいまし。
早よ書かんかい、な訳でポチ頂きますとやる気満々になります←。
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