あーあ、遂に40話迄何も進まないwww。

海ちゃんと一緒なら、つかさは幸せになれると勝手に思い込むつくし。
『分かってるんだよっ、あたしからは言えないし恥ずかしいんだもん』
今更何を恥ずかしいんだ?と、るいは内心呆れていた。
寧ろつかさがこれだけ、アピールをしてくれるのは普通は本望と思わないのだから。
不思議な小動物みたいなつくし。
大きな瞳を瞬きする仕種で、小動物を連想させる。
『手乗りペットなら、可愛いんだろうか?』なる、怪しい妄想が頭を過る。
その前にこの野獣が邪魔するか?
「つくし。そんなにオレの事を想ってくれてたのかっ」
「なんでっ、あたし知らないもんっ」
そう、毎度の事だが。
つくしは知らないうちに、自分の小言が駄々もれしている自覚が全く無い。
天才的な頭脳を誇る進ですら、『それは止めた方が良いと思う』と何度止めてもだ。
つかさの事は田舎の学校で、虐めやら猥褻で傷付いたつくしを助けてくれた事は感謝している。
それは本当に、何も出来なかった自分には。
「オレはつくしが羨ましかった。自由気儘に、何だって出来る」
つかさは外出もままならない。
は、語弊がある。
出掛けようとすれば、SP付きで何をするにも彼らは付いて来る。
両親と出掛けたりした記憶は、全く無いからだ。
つくしも回数こそ少ないが、両親とのコミュニケーションは一応有る。
潮干狩りや郊外のアウトレットモールに、買い物へ出掛けたり。
親戚の家に出掛けては、スイカ割りや山や川で遊びに連れられて行った記憶。
『魚取り』では逃げられて、足を滑らせ水びたしになった記憶。
アウトレットモール館内の、カラオケ大会に飛び入り参加した記憶。
『パパやママが行きたいから、連れていってくれたのもあるんだよねえ』
「オレは一度もねえよ。誕生日つったって、物が送られてくるだけなんだっ」
帰国すれば、見世物小屋のパンダ扱いでつかさには自由すらない。
「つかさは幸せじゃないんだねえ」
「つくしといっしょなら、そこは幸せだっ」
つくしの黒髪に触れ、芳しい匂いに吸い寄せられてつかさは額にキスをする。

つくしは又しても、セレブの中心で昏倒していた。
当然の事ながら、姉の椿から飛び蹴りを喰らい再度納戸へ戻る羽目となったつかさだった。
「つかさっ、あんたってガキはつくしちゃんに発情するんじゃないわよ」
「オレはつくしとケッコンするっ」
「寝言は納屋だけにしなさいっ」
道明寺邸では、新たなる兄弟の紛争に楓は頭を抱えていた。



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