FC2ブログ

道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

Entries

桜色のDestiny〜恋は儚き野辺の花・続編~4~

「ただいま~」
「あら、優紀さん。随分、ごゆっくりな帰宅ね。昨日もだけど先輩の方達とそんなにお話盛り上がるなんて」
母は私の交友関係を、勘繰る様になってきた。
仕方ないよね、いつぞやのつくし一家の争いに巻き込まれてからは尚更。
「別に気にする事?お母さんに関係有る?」
「貴女の友人が有名人だからねえ。ならば、慰謝料でも請求しといた方が良かったわね」
曾祖母と遺産で揉めてからは、尚更我が母には愛想を尽かす。
私は財産よりも、曾祖母との思い出の品物や時間を忘れたくないだけなのに。
つくしじゃなくても、余りに俗物的な考えが嫌になるわ。
「お夕食は自分で用意して頂戴」
違う意味で家族とは、すきま風が吹いている。
階段を上がり切ると、私以外の家族は団欒話を咲かせていた。
「出掛けて来ます」
家族からは反応無い・・私は、鍵を仕舞い込み、ママチャリを漕いで向かう事にした。
駅前のファミレスで、つくしと会う事にして。
LINEを送信した。
つくしが道明寺宅のSPさんと、駆け付けてくれると返信が来た。
私はひたすら、自転車のペダルを力一杯漕いだ。
家族と言ったとて、『金の切れ目は縁の切れ目』
もう私の存在て何なのかしら。
あれは何時だったかな?
つくしと駅前にショッピングへ、出掛けた時だったかな。
確かつくしが、道明寺さんのお姉さんに呼ばれるからその時の服を見に付き合った日にちだった。
私は茶道具の即日展示会を見に行った日だから、覚えてるんだ。
二人で話しながら歩いていた時、かなり年季の入った行灯を焚いて茶色の頭巾を被った『人相見・手相見』の男性が目に入った。
ひたすら瞑想する男性につくしは、『あんなの相手にしなくていいの』と現実的な反応を示した。
「どうせ、この辺りのインチキ占い師よ」
小声で話すつくしに、私は目線で『そうよねえ』とコンタクトを交わしたのだ。
占いの男「そこな二人の無礼な女衆よ、御主達の声は聞こえておる」
つくし「あれ?あたし又、言ってたっけ」
優紀「ううん、今日は大丈夫よ」
何時もなら、つくしの心の声がダダ漏れするんだけど。
今日は平気だし、聞こえても居ないのに。
占いの男「御主」
優紀「はい、私ですか?」
占いの男「御主は貴人の相を持っておるな。生まれながらの、姫御前の貴相だ」
つくし「いやいや、優紀は普通の高校生だし」
占いの男「御主は普通であるが、この娘は並の女性で終わる者ではない。世が武家の時代なら、姫君の人相だ」
優紀「はぁ、それは・・・どうも」
占いの男「御主の家系に、姫君がおるのではないか?」
優紀「さぁ、それはちょっと」
その場しのぎにごまかしてみたけれど、亡くなった曾祖母の事だと思った。
私のそれを見抜いていたのかしら?
今は亡き曾祖母を偲び、茶道具を買い揃えて献茶を供えたいと心から思ったのだけど。
又、家族と揉めるのかなあ・・・私は。
何だか複雑な心中の私だった。




良かったら、ポチってお願い致します。
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村





人気ブログランキング
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

悠香

Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
ご了承下さい。

最新記事

フリーエリア