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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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嫁ぐ前に〜37〜

本部席にやって来たつくしは、本部席を占拠しているマイクを一つ分取る。

本部席の人間は、マイクを取り上げたつくしに抗議をしようとした・・・が。
つくしの迫力に圧されたのか、手を上げながら『どうぞ』の素振りで渡している。
隣の来賓席に置かれた升型の盃を、取るや否や一気に煽って飲んでしまうつくし。
来賓の面々は小柄な女性の出現に、呆然とするも。
かなり強めの酒だったのか、大きな瞳をトロンとさせながらつかつかと歩いていく。
会場はそろそろ休憩を終わらせ、次の曲を掛けようと準備に取り掛かり出す。
屋台は稼ぎ時とばかりに、冷たくキンキンに冷えた飲料を客に進めている。

滋は缶ビールとスルメイカを、両手に携えてご満悦である。
優紀「相変わらずお好きなんですか?」
滋「祭りと来れば、ビールにスルメよ」
優紀「あ・・・あれ?つくしちゃいますか?」
類「ま・・・・き・・・の?」
類はつくしの目が、据わっている事に気付いた。
『牧野?もしかして、司に何かアクション起こすのか』
傍目にはつくしの足取りがしっかりしているせいか、普通に歩いてる風にしか見えない。
優紀「つくし・・チャンスは、逃さんといて」
滋「つくし・・、司に迫るのかな?」
滋の一言で話の骨が折れ、ズッコケそうになる優紀達であった。


つくしはマイクを持ちながら、ズンズンと司の前に向かって歩いて来た。
『つくし、逃げちゃダメっ』
プレッシャーに押し潰されそうになる、アニメのキャラでは無いけれど。


司はつくしが歩いて来るのを見るや否や、立ち上がり様子を見守っている。
ビジネスではないので、
赤くなりながら、上目でトロンとさせながら泣きそうな表情のつくし。
司は扇情的なつくしに、今直ぐにでもロックオンしそうだ
『あの鈍感女は、何をしようとしてんだ?
御大層にマイクは構わねーが、酔っ払ってんじゃねーよな?
酒飲ませた奴は、万死に値すんな』

「道明寺司・・・あたしは、宣戦布告するっ」
小さく華奢な体で、上目遣いに睨みながらピシッと人差し指を司に突き付ける。

にも関わらず、司の細胞は不純さで埋め尽くされていた。
『その人差し指にかぶり付いて、押し倒して一晩中ベッドとバスルームでヤっちまいたくて堪んねえ』
御曹司の考えが手に取る様に分かる、秘書は敢えて目を反らしている。
司の幼なじみ達は、今にも何かを企みそうな笑いでニンマリである。
「つくしと最初に出会った頃を思い出すな」
武志は腕組みのまま、つくしを見守っている。
祭りの会場は、更に夜が更けて行くのだった。




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Author:悠香
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