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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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貴方だけを

昨日迄の雨は土砂降りだった。
あたしは出産を終えた優紀に会いたくて、仕事の次いでにお見舞いに行ったんだ。
二日前に三人目の子供を産んだ優紀は、ベッドの上で眠っていた。
女性の仕事を終えて、小さいお兄ちゃん達がママを見守ってるの。
西門さんは茶道協会の仕事を終えてから、病院にやって来たよ。
優紀を見る目が優しくて、愛されて居るんだなあと思ったよ。
手を握りながら、子供達がママを見てるのを嬉しく思ったんだろうね。
早くに結婚して子供を産んだ優紀は、『女の子欲しいなー』と嘆いてたけど。
『女の子を産んだら、一緒にお着物を仕立てたいの?可愛いべべを、織るから』と言ってた優紀。
残念ながら、優紀の産む子供は皆男児ばかり。
でも優紀は『生めなかったら仕方ないよ。私は跡継ぎを産めって、宿命かもね』と前向きだった。
京都の格式や伝統を重んじる、西門家で西門さんと茶道の世界に新しい風を送り込む為に戦う姫となっている優紀。

雲が穏やかに流れる景色、この空はNYや世界に繋がっているんだね。
あたしが勉強や仕事に必死な時も、道明寺にもこの景色は・・・見えてないか。
空に近い場所で、あたしを見守ってくれるのかな。
英徳の頃もそうだったよね。
赤札イジメばっかりだったけど、あたしと道明寺はそれに近い関係だった。
その事から、あたし達は紆余曲折の果てに結ばれた。
今出会えたのは奇跡だし、あんたとあたしはこの景色を通じてしっかりと結ばれているの。
何時も喧嘩ばっかりで、今も会えば喧嘩ばっかり。
そんなうやむや感に包まれながらも、あたし達は同じ時を過ごしているよね。
見た目は極上なのに、性格が極悪でバカだしオレ様。
でもあたしを愛してくれて、何時もあたしに何か有るとあんたは魔法の言葉をくれるの。
何時も悩むあたしに『そんなのどうにもなんねえだろ』『何時迄悩むんだ?』
分かってるんだけど、貧乏性のあたしは自分で背負っちゃうんだよね。
あたしがしっかりしないと、家族は直ぐに怠けようとするんだもの。
そんなあたしを心配してくれる仲間達と、あんたには感謝してるの。
東京の空はどんよりしてる、あたしの今の状況みたいだね。
今も辛いよ、あんたと中々会えないから。
NYのペントハウスの高さ、あたしを見つけられる高さじゃないもの。
でもあんたはきっと、あたしを見つけてくれるのかな。
NYの空は違うけど、あたしは何時かあんたに追い付く為にどんより雲をかき分ける。
青空の光速に追い付いて、あたしの存在を見せつけてあげるから。
あんたがあたしを見つけるより早く、あたしがあんたを捕まえてやるんだから。
海ちゃんのトラウマは、もう要らないの。
あたしがあんたを、捕まえに行くからね。


京都に行った時の、新幹線で見ていた風景からです。








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  • 2018.10/18 16:19分 
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悠香

Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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