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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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湯けむり旅情〜イヤよイヤよも好きのうち〜4

『あんた、血が滲んでる』
『え?あ・・・ドジだなあ。あたし』
『まさか、司が絡んでる・・・?』
あたしが最初に知り合ったのは、ビー玉の王子様。
おとぎ話や少女漫画に出て来るような、綺麗な人。
『花沢類』は、道明寺の親友で勿論『F4』の一人。
きっかけは非常階段で彼が寝ていた所に、あたしが教科書開いて読みながら座り込もうとしたんだった。
寝ていた類に躓いて、あたしの体を受け止めてくれたんだ。
『追試なら、他でやれば』
って、最初は最悪な出会いだった。
それでも非常階段で、あたしは毎日教科書を開いてたからかなあ。
『間違ってるし』
『あたし、数学苦手なんだもの』
勉強は首席なんだけど、どうしても数学が苦手で公式を間違って3点引かれたりね。
『教室に行くのも嫌だし、此処ならあたし勉強出来るし』
『あんた俺の安眠妨害するんだ』
『したくて、来たんじゃないの。何処にいても、居場所が無いから』
あたしは非常階段で、類の眠る隣で教科書と赤冊の問題集を睨みながら勉強していた。
そんな時に以前から『F4』に反発していた、生徒が次々に粛清され誰彼構わず退学させる生徒が続出していて。
それを指示していたのは、道明寺。
あたしと類が仲良くする事を、最初は気に入らず何度も妨害して来たな。
それ以上に女子生徒達が、類と仲良しなのが気に入らなくてあたしは毎日が戦いだった。
何も知らなかったあたしは、道明寺に蹴りを入れたりもしてたし。
あたしは非常階段のゆったりとした日々が、楽しみだっただけなのに。
その均衡を破ったのも道明寺だった。



「つくし?お酒回っちゃった?」
千晴の呑気な声に、横になっていたあたしは壁にゴンッと頭を打ち付けそうになっていた。
「何よ・・・もぅ、って何時?」
「未だ19時よ、やっぱり焼酎が濃いめはダメだ」
焼酎の熱さが気弛くて、あたしの中に残る余韻は
中々冷めそうになかった。
温泉に向かおうとした時に、女将らしき女性があたしを呼び止めた。
「お客様?此れから入浴場に参られますか?」
「あ、はい。温泉ちょっと興味が有りますので」
「ならば、とっておきの場所をお勧め致しますよ」
いやいや、あたしは客の一人では有るけど?


何故、あたし?と思ったけど。
女将さんのお話を受けないのは、失礼かなと思って。


宴会場は道明寺専務の挨拶で、女子社員達はヒートアップ寸前だったみたい。


あたしはそんな事よりも、温泉の方が楽しみだった。



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  • 2018.10/19 22:29分 
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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
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