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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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君と過ごした日々〜10〜

私信、拍手コメントのH◯様。
嬉しいお言葉、有り難うございます(T-T)。




まだ先が見えないなあ〜。


帝国ホテルが日本を代表するホテルなら、外資系のホテルでトップに君臨する『ホテル・メープル』。
『ヒルトン』『ハイアットリージェンシー』はあれど、メープルの足元には及ばない。
類やあきらを乗せた公用車が、メープルのメイン入口に到着するも。
物々しい人の数に、目線を歪ませる。
「何だ?此処に来て迄、身体チェックかよ」
「テロでもあったか」
招待客が一人ずつ、手荷物検査を受けているのだ。
「おいおい、何人居ると思ってんだよ」
「千人は居るんじゃない?アホらしくなるな」

手荷物検査を終えたらしき、女性陣と総二郎があきらや類を見つけて手を大きく振る滋だ。
滋「こっちだよう〜」
桜子と滋はフォーマルドレス。
優紀は正絹留袖を総二郎の和服に合わせた格好だ。
近くには侍女が、待機している。
優紀「ようおこしやす〜」
あきら「相変わらずキツい。西門の身代は安泰だな」
総二郎「あの連中相手にするんは、きつうなかったらやってられんわ」
類「ボディチェックって、金属探知機とかあり得ないよ」
あきら「ケネディ空港じゃないのにな」
桜子「女性を仕込むなら、未だ分かりますけれど」
滋「司と一緒に過ごしたい女性なら、そんじょそこらに溢れてるよ」
優紀「滋はんも、かつてはお一人でしたね」
滋「冗談やめて。娘に笑われちゃうから」
類「いや、あそこに居るよ。三人組で」
披露宴会場と書かれたドアの前で、胸元の開いた趣味の悪いドレスを着て部屋に立つBGに詰め寄る女達。

見覚えの有る顔ぶれに、彼らは目を反らす。
態とらしい猫なで声で、「あたし達は招待客です~」とアピールする面子。
浅井や鮎原達はベルボーイに引っ立てられ、敷地外につまみ出される。
近くからは失笑が漏れてるようだ。

滋「桜子、恥ずかしいよね」
桜子「手荷物検査とか、受ける羽目になったの分かりますわ」
あきら「長旅終わったばっかで、勘弁願いたいぜ」
総二郎「自業自得やなあれは」
類「何でも良いんだけどさ」
ガチャリとドアを開いた場所からは、司の姉の椿がデコルテを基調としたドレス姿でやって来た。

椿「今日は、有り難う」
親族の席に、家族で着席予定となっている椿。
とは言っても、家族で出席するのは椿と夫位である。
椿「来てくれるなんて・・・と、喜ぶ・・・・状況じゃないわね」


あきら「茶番見せられるもんだしな」
優紀「新喜劇とか」
桜子「優紀さん、結構おっしゃいますね」
滋「ニッシー元気で留守が良い?」
総二郎「遊ぶなや」

椿は顔を手で覆いながら、俯いた。
一筋の涙が落ちた様に見える。
類「お袋さんは?」
椿「もう暫くしたら、お見えになると思うのだけれど」
椿は類達に自分の夫を、紹介し交流を始めたのだが。
経済界や政界からの挨拶が始まり、結婚披露宴開始迄ひっきりなしに続いたのだった。
司会進行者と思われる、アナウンサーから披露宴スタートのコメントが告げられ関係者は各々の席に着く。





世紀の茶番劇は、幕を切って落とされる。

新郎も新婦も、最高級の衣装に身を包み姿を見せ腕を組みながら入場する。

新婦は勝者の如く勝ち誇った笑顔に対し、司は笑っては居るが氷の様な冷たい顔。
滋「ひゃあ、ゾッとした」
桜子「なまじ、整ってますからね。それが女性集団を惹き付けるんでしょうけど」
あきら「喰わせ物だな」
茶番劇に満ちたメープルは、見栄と強欲に包まれていた。

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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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