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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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君と過ごした日々〜12〜

世紀の茶番?な結婚披露宴が、ようやく終わった観客ご一行様はさっさと会場から撤退しようと意気込んでいた。
その裏で一人の女性が、傷付いた様な落ち込み具合で俯いている。

親族席で『針の莚田』を味わっていた、姉の椿である。
椿は一人参加で、本来なら旦那と参加してもおかしくはない。
桜子「あたくし達の配慮不足で、申し訳ありません」
司の傷付いた表情に、姉の立場としては不甲斐なく感じている椿。
彼女もつくしを認め、結婚を祝福しようとした人物だ、
『つくしちゃんが、妹になってくれるなら嬉しい』と、その日を夢見ていた椿。
派手な行動パターンで、周りを振り回していたがそれは椿がつくしを心から妹として大切に扱って来た証拠だ。
そんなつくしも、最初は椿の行動に戸惑いもあった。
それも全てはつくしを、大切に思っている気持ちからだ。
手の付けられなかった弟を、真人間?に戻したのはつくしだ。

椿「私は道明寺の人間だから、こんな事を言うのは不謹慎だけど。司が傷付くのは、もう沢山なの」
優紀「そうですね。お姉さんの立場やったら」
滋「司はつくし以外の女性は、置物かエキストラ扱い」
桜子「このままでは、終わりませんよ」
滋や桜子は過去につくしへ、何らかのトラブルを起こしている。
桜子はつくしを貶めようとした過去も有る。
整形手術をした自分に、コンプレックスも持っていた。
桜子「先輩が居なかったら、あたくしは生きていなかったです。」
あきら「桜子がコンプレックス持つ意味なんかねーの」
滋「でもさ。司の会社は、何処に行こうとしてんだろうね」
椿「今の道明寺は、一言で言えば斜陽」
優紀「かつての道明寺では、考えられへんて事ですね」
類「オレらの企業も、何時そうなってもおかしくはないんだ。でも政略結婚は、必要悪だから」
あきら「しっかし、司は何でかってこんな・・・」
総二郎「想像付かんな」
類「株主や今回の事には、必ずシナリオを書いている作家が存在する筈だ」
桜子「黒幕?」
あきら「司の母ちゃんだけとは、思えないよな」
司の母『道明寺楓』は、かつては『鉄の女』『経済界の女帝』と迄言われた切れ者だった。
しかし司の父の介護に専念し、企業人としては全くタッチしていなかった。
椿「ええ、お母様・・・」
滋「あたし、聞いた事有る・・・」
優紀「婚約者の方?」
類「あれは大したことないよ」
あきら「田舎の貴族様みたいなもんだな」
妻の座を得た、マリアナは由緒有るヨーロッパ貴族の娘。
聞こえは最高級だが、貴族はプライドばかりの高飛車な女が殆どだ。
滋「あの女の勝ち誇った顔、マジ石ぶつけたくなった」
あきら「牧野が傷付くだけだろ」
二次会はメープルのプールサイドで、行われるらしい。
しかし彼等は近くのホテルに、移動して残念会を開く事にしたのだった。


此処に居ないつくしと、不本意な結婚をさせられた?司。
二人が揃い踏みし、祝福出来る様に願ってのドンチャン騒ぎ。

とにもかくにも、飲み明かしたい気分だったのだ。




車中では、寒気に身を震わせ吐き気と隣合わせ。
つくしはひたすら、熱に魘されていた。
夢の中では永遠の、長いキスを交わしていたのだった。


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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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