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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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君と過ごした日々〜14〜

此処に出て来る医師の西門は、実は総二郎の兄である。
和樹に背負われている女性を見るなり、『彼女、どっかで見たような気がするんだよなあ』と内心思っていた。
確か3年前の、総二郎の結婚式の二次会だった様な?
式の方は、学会のパーティーに参加させられて間に合わなかった記憶が有るのだ。
環「つくしさん、もうすぐ治療受けられ・・・」
総一郎「つくし?もしかして、牧野つくしさん?」
環「そうなの?」
総一郎「此方が聞きたい。つくしと言う名前は、滅多に聞かない。・・・あ、ヤバいな」
総一郎は集中治療室の惨状に、顔が険しくなる。
県道の玉突き事故の負傷者が、血だらけで呻いたり泣いたりしているのだ。
死者こそ出ていないが、重傷患者が多数運ばれて来ている。
休日でもあり、医師が三人と看護士4人。
そのうち一人が当直医で、総一郎は本来非番な筈だった。
総一郎「つくしちゃんが、どうして此方に?」
環「私はつくしさんと、新宿から夜行バスで来たんです。そもそも先生のお知り合いなんですか?」
総一郎「弟の嫁さんが、つくしちゃんの親友なんだ」
和樹「偶然にしても、凄い確率だ」
複雑な心境ながらも総一郎は、つくしの治療を行う為仮眠室のソファーへ華奢な体を横たえた。

つくしの息が段々と上がり出して、咳き込みも始まっている。
総一郎「おかしいな❗風邪気味にしては、倦怠感が酷そうだな」

つくしの服の上や、喉元に触れながら触診してみる。
環「彼氏がいたら大変でしたよね」
和樹「環、茶化すなって」
環「そうだね、ゴメン」
総一郎の表情が段々、無表情に近付いていく。
総一郎「つくしちゃん、かなり不味いな」
環夫婦「「どういう事」」


総一郎は静かに言った。
「つくしちゃん、肺炎かもしれない」
環夫婦の表情が、凍り付いて行った。





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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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