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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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敵は本能にあり〜8〜

よ・・・よりによって、何でいきなり鳴るのよ?
つくしは携帯に向かって、大声を上げたくなった。
着信は非通知・・どうしよ、変な勧誘かな?宅急便の不在着信ならネット通販サイトは何時ものアパレルサイトかな。
今日着くなんて、注文早すぎたかなあ?
人と言うのは、何故か自分が追い込まれると悪い方に物事を考える癖が有る。
岩永の存在を、そもそも仕事以外で考える事を今日迄した事がない。
いやする事は無いし、出来ないのだ。
つくしの心は、一人の男がほぼ全てを支配している様な物だ。
友人達や家族を、0.1割位としたら後は人生から価値観から全てに占められている。
今、思うと当たり前なのだが。
そもそも、普段から空気に馴染み過ぎて実は看過していたのだろう。
心地良さに甘えていて、他人の事迄気が回らなかったのは自分の態度に落ち度が有ったのだろうか。
「もしも・・・」
「てめえは何処にいる?」
と、数日間放置した男は悪びれもせずにつくしを怒鳴る。
「はぁ?何であんたなんかに、言わなきゃいけな」
「つくしは又、男に会いに行ってんのか?」
口を開けばつくしが会わない事は、全て男に会っている事になってしまうのか。
つくしが気合い入れた数日前の想いは、何だか空回りしている様だ。
中々素直になれない自分だから、せめて年末の誕生日を迎えた時に言おうとしたのに。
司はNYへ拉致されて行った事に、ショックを受けていた自分がアホらしくなって来る。
「あんたなんか知らないわよ」
「あ?」
「とっとと、綺麗なモデルさんや政略結婚でもしたらいいでしょ。バカ男ッ」
携帯を切り、直ぐ様電源を落とすつくし。
化粧室でのメイクを直しながら、アイメイクに変化を付けてみる。
お嬢様メイクを強調し、トワレを首筋に振りかけてみる。
グダグダ悩んでるあたし、もう悔し涙しか無いよっ。
お酒呑んで、岩永君だろうが樹本君だろうが誰でもお試しで付き合ってみようっと。


スイッチがロックオンすると、つくしは悩みモードから戦闘突入状態に一瞬高揚する。
こうなりゃ出たとこ勝負で、岩永君や樹本君とも付き合ってみようかな。
類に言ったら『又、オレに迷惑事持ち込む訳?』と、欠伸されてしまうんだろう。
変な所で類は敏いから、デコピンされそうで怖いなっ。
段々やけくそになるつくしを、草場の影から見張る二つの目玉が追っている事に全く気が付かないつくしだった。





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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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