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・・・何だろう。
額や目蓋辺りを、何かが伝う感触がくすぐったくもむず痒い。

そう言えぱ、あたしの目前に高級な黒塗りの車が停車してた・・・様な?
あ、ぶつかっちゃったのかなあ。

じゃあ、此処は天国に行く準備をしていて。
あたしはいよいよ、死化粧を施されてるんだなあ。

パレロワールのホテルで、スイーツバイキングを滋さんから誘われてたのも。
アフタヌーンティーの、絶品スコーンやトルコ風の『パン・シミット』のきんぴらサンドも食べたかったなあ。

優紀が寺修行から戻ったら、貝なめろうとボンゴレビアンコのガーリックソテーの美味しい店に類も誘って行こうって決めてたのになあ。

カルパッチョのカツオとか、楓さんの秘書さんから教えて貰ったのに。
祐子さんや桜子とも、行けなくなるのかあ。

ゴメンね・・・あたし、お先にあの世へ旅立ちます。

この期に及んでも、あたしは色気より食欲だけは落ちないんだよねえ。

パパの会社のお友達が、『2型の糖尿病』で食事制限受けて毎日注射してるって言ってたから。

そうならないうちに、あたしも今のうちには食欲・・・ムニャムニャ。

「牧野」
ん?誰かあたしを、呼び込みました?
閻魔様の前に引っ立てられて、あたしの過去が暴露されるのね。
類と非常階段でふて寝しちゃったから?
美作さんと西門さんと、ボーリング行ってたのを言わなかったからかな?

「何時までお前は、ふて寝をしてやがる?」
「あたし・・・舌を抜かれちゃう・・・」
あたしは目を開いて、急ぎガバッと起きたらまさかの頭突きを咬ましてしまって。

世界有数の美貌を持つ彼氏様が、額を抑え阿修羅の如くに怒りを露にしてる。
「痛あ〜い」
「てめえって奴は、散々人騒がせな事を抜かしやがった果てに頭突きか。」
あたしの身には危険が及び、後ろに下がろうにもベッドの中に潜る以外の防衛手段が無い。

あいつが何故此処に居るの?あたしは何があったのかも、分からないんですけど。
西田「牧野様、よもや此処にお越しの主旨は?」
つくし「あたし、意識失う迄しか分からなくて」
司「ウチの使えねえ柳田を、てめえは犯罪者にするとこだったんだぞ」
つくし「え?あ、あたしが。やだ、ゴメンなさい」
あたしは後ろで小さくなってる、運転手さんに頭を下げた。
柳田「牧野様、お久しぶりにございました」
つくし「確か、タマさんと一緒に並んで・・・」
柳田「私目を存じて下さいましたか?」
つくし「忘れてません。あの頃に親切にして下さった・・」
西田「牧野様、お話はこの辺りで結構にございますので。司様を宜しくお願い致しますw」

あたしは運転手さんに、御礼を言ってただけなのに。
司「お前は何時から、他の男に良い顔するようになった」
帰国してあたしが相手をしなかった?からなのか。
道明寺の不機嫌さが、エベレスト級のボルケーノで大炎上している。
西田さん・・・、こういう時ばかりは退散するって貴方って人はそれでも秘書課のヘッドなんですか?
そうこう言ってるうちに、飢えている猛獣様があたしの目前に迫って来る。
誰かあたしの貞操、鉄パンは脱いだんだけど。
あたしも命は惜しいんだってばあ。





その後あたしが、数日もの間部屋に監禁されたまま姿を見た人間は存在してない。

何か言おうものなら、口封じされかねない。
世界経済の女帝様に、逆らう程の愚か者は居ないんだって。


熱く激しい数日間に、あたしは翻弄されて。
それ迄の『牧野つくし』から、新たなる人間に生まれ・・・変わった?



本日もお越し頂きまして、有難うございます。

甘い二人ではありませんが、全てはつかつくを中心に回っている世の中でございます。

この二人を描く為に、日々読書であります。
倒幕は1日に成らず❗(ローマちゃうんかい)、全ては打倒徳川ならぬ哢落つくしで頑張りますwww。

と、毎度アホな文章ですが。
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