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サービスエリアの中に有る、セレクトショップにはあいつがスタイリストさんに頼んでいたのが届いてた。
あたしは『ユ◯◯ロ』や『G◯P』で良いと、駄々こねたんだよ。
流石にそれは、許してくれなかった。
あたしはセレクトショップの隣に併設してある、フィッティングルームで急遽お誂えのヘアサロンと合わせてしてくれた。
フェスは水浴びやら、色々危ない目に合わされる事も有るのを見越してくれた。
ドッキングシャツワンピに、CE◯◯NEの編み込みバッグとP◯◯Aのローカットスニーカー。
J◯◯Sのサングラスに、カル◯◯エのパン◯◯ルシリーズのピンクゴールド。
「仕事してくれたな、秘書と姉ちゃんのスタイリストは最強だ」

そうだった。道明寺は多忙過ぎて、有る程度のを大まかに伝えてたのかな。

あたしも帰国したばかりの、道明寺に無理を言いたくなかったから。
あいつの肩には、従業員とその家族や手掛ける事業で恩恵に預かる人々の未来が掛かっている。
何も持ってないあたしに、道明寺は何で執着するのかな。

何時も思う、こんなあたしで満足するのかな。
と、考えていたら。
道明寺はキツい、デコピンをあたしの額に炸裂させた。

「痛ったぁーいってば」
「又、余計な事考えてんな。何度言っても、分かんねー女だな」
「分かりたくないっ」
近くでスタッフのお姉さんと、スタイリストさんがクスクス声を殺して笑ってる。
「牧野の良さはオレだけが分かってれば良いんだ」
道明寺はちょっと赤らめながら、明後日の方向を向いてる。
スタイリストのお姉さんが、水の入ったボトルをあたしの伸びた髪に噴射する。
「牧野様、此方に腰掛けて下さいね」
あたしを丸椅子に案内して、姿鏡に写す。


「すっげえ、可愛い」
あたしはいくぶん重ためだったボブから、アクティブなショートカットに変身してる。
「フェスに行くのが楽しみになって来たよ」

あたしって現金な女なんだろうか、だとしたら嫌な女だなあ。
「牧野様、それは昔から変わらないんですよ。女性は殿方に依って変わって行く。その形が人によりけりなんです」
「何も無いとおっしゃいますが。牧野様はそのままで良いのですから、司様はそれをよく分かってらっしゃいますから」
と言われても、あたしってそんな大した事してないよ。

「ウダウダ考える暇あんなら、移動するぞ。開演迫ってんだろ?」
あたしは店内のお洒落な壁時計を見たら、開演1時間前に迫っていた。
「あ、大変。チケット、引き取るんだった」
急いでバッグを持つと、あたしの手を恋人繋ぎした道明寺。
スタッフのお姉さん達が、先に送り出してくれた。

急ぎあたし達は、車をチェンジして乗り込む。
先程のスタッフのお姉さん達も一緒に、ミニバスみたいな車へ。
「「お待たせ致しました」」
お姉さん達はあたしの警備も、して下さる頼もしい方々。
スタッフの顔も持つ、SPさんだった。
驚かされっぱなしな、あたし。
道明寺の皆様、恐るべしだよ。


急いでフェスの会場に車は、発進して行った。



遅くなりましたが、続きになります。


















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