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ガタンて衝撃に、あたしは頭をぶつけて顔をしかめた時に隣で青筋立てながら怒る道明寺。
「オレ様に頭突きとか、良い根性してんじゃねーか」
「むぐ・・・ンッ・・・はっ・・だって」
怒ったツケはディープキスとか、もうおかしくなりそ・・・と、フェスの気合い入れなキスにショートしそう。

スタッフのお姉さんが、メイクボックスをセッティングしてくれてたのに。
開口一番、首筋を指して笑ってるし。
「牧野様、愛されてますね。クスクス」
「へ?何処に・・・キャッ」
ボックスからも、微かに光る赤い痣にあたしは火を吹きそうになった。


「コンシーラーと、ファンデーションを塗っておきましょう」
腕にはバングルと、指にはリングが嵌められてる。
(そのうちの一つが、道明寺のGPS付きと知ったのは終了後)

道明寺と降り立つと、フェスの主催者とスポンサーみたいな方が挨拶にやって来た。

あたしを見るなり、驚きを隠せてないみたい。
『ようこそ、お出で下さいました』
道明寺は握手しながら、ポーカーフェイスで応対してる。

あたしは後ろで様子を見てると、あちこちから野次馬の視線に包まれてる。
道明寺はあたしが行くフェスに、いくばくかの協賛金を出資したみたい。

他にもブースを借りて、椿がプロデュースしたファッショングッズを展示していたり。
それなりに司もビジネスに絡めて、参加しているみたい。

和也君からLINEが来て、『楽しんで来て』とあった。
フェスも楽しみだけど、あたしは自分の変わり映えした姿に我ながらドキドキした。
「綺麗になったな」
あたしの視界を、大きな手で遮ってる道明寺。
会場早く行きたいのに、視界が見えないと怖くなっちゃうよ。
「もう、ブロック行きたいんだってば」
「大丈夫だ、オレが知ってっから」
そういう事じゃないんだよう、落ち着きたいんだってば。

道明寺はプラスチックカップに入った、ハイボールを飲んでいる。

飴色の液体に絡められたあたしは、カップを飲み干してそのまま道明寺の広い胸に顔を埋めてしまう。

『何か高みのフェスを見れそう』
あたしの中に高まったテンションと、フェスの開演を告げる爆音が会場中同時に響き始めていた。



本日もお越し頂きまして、有難うございます。
あれから荒らしさんは、来ておりません。

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