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お強請企画、第2段は『チャンスは何度でも』の0004様であります。


女子会トークで、『あきつく』をお願いしてみました。
0004様はどのCPでも、ハズレの無いお話で文章が秀逸なので。
四字熟語にも、造詣深く言葉のテクニシャンです。
現在はつかつくで、連載中ですが。
楽しい女子会トーク、お届けさせて頂きます‼️



「脱毛?」
三人の声がハモる。




今日は桜子の家で女子会。
ゆったり寛げる桜子の部屋で、各々好きな場所に座りながら、私達は美味しい紅茶とケーキを頂いていた。
私はいつ切り出そうかとタイミングを見計らいながら、やっと質問を口にした。


「そ、そう、皆どうしてるのかなって…」
「若い頃に全身やっちゃったけど?」
当然のごとく言う滋さんに、桜子も同意する。
「わたくしもですわ。」



さすがセレブ、やっぱり、としか言いようがない。
優紀は、確か大学生の時に脇をエステ脱毛に通ってたはず。
見れば、こくんと頷く。



「あの…みんな下の方もやってたり…するのかな?」
「VIOですか?もちろん。」



当たり前だと頷く二人に対して、優紀はふるふると首を振る。



「っていうか、先輩、いきなりどうしたんですか!?」
「いや、ほら、今まではお金も時間もなかったし、興味もなかったんだけど…」
「分かったー!あきらくんとようやくエッチしたんでしょう?」



ひー!!嬉しそうに叫ぶ滋さんを、やめてやめてと手で制す。



「ち、ちがう!まだ! まだしてないから!」
「まだなの!?あの歩く下半身が?」
滋さんの遠慮のない発言に、またひー!ってなる。



「そういうこと言わないで!
もう美作さん真面目なの!!全然遊んでないし!!
春に本社戻って忙しいのもあって、あとほら、今長期出張でこっちにいないから!」
「先輩の気持ちの準備のために、帰ったら抱くよぐらい言ってそうですね、あの人のことだから。」
桜子の言葉にピキーンってなる。
「やだ、当たりですか?いつですか!いつ帰ってくるんですか!?」



途端にキャーキャーと高くなるテンションに、思わず静かにしろ、と一喝する。



「帰って来たら、夏季休暇取れるから、旅行行こうって…でもよく考えたら、美作さんの今までの相手って…」
「まあ、お金も時間もあるマダムですからね。
そりゃ、どこもかしこもお手入れ済みでしょうね…」



だよねぇ…



この前、職場の後輩の男の子と話してたら、髭の脱毛してるって話になって。
あー、俺も。って同意する子もいたし、俺も気になってるんだよね、と興味津々で話にのる子もいて。



えー!男の子が脱毛?!っと驚く私に、何言ってんですか、と今の脱毛事情を説明してくれた。



値段も安くなってますから、今や女子は高校生から脱毛はじめてますよ?俺の彼女も全身ツルツルです。なんて話を聞いて…びっくりして。



その晩、お風呂に入りながら、はたと考えてしまった…
きっと、美作さんが付き合ってきた女性は…って。



「先輩、元々薄いですからね。
まあ、そんなにお気になさらなくても。
別に繁殖してるってほどではない訳ですよね?」



繁殖って!
一瞬意味を考えてから、吹き出す。
桜子、面白すぎる。



「自己処理はシェーバーですか?抜いてないですよね?
なら、今から行きましょう!優紀さんも!
流石にツルツルはアレなので、マナーとして整えるだけでも違いますから!
今時、脱毛なんて、中学生からやる子もいるんですよ。」



ほらっ!とそのまま桜子の御用達だと言う美容クリニックに連れて行かれ、カウンセリングも保護者同伴(桜子ね)であれよあれよと終わり、気がつけば紙パンツにガウン姿でベッドに横になり、形はどうします?って、希望を確認されてた。



「は?形?全然分かりません!」
頼りの保護者は別室だし、困る私にスタッフさんは一般的は…と説明してくれる。
ならばそれでとお願いして、丁寧に下処理して頂いてから各部位にレーザーを当てて、一回目の施術が終了。



デリケートなところは、正直恥ずかしいし、すごく痛かった…!だけど脇とか顔はそれほど痛みもなくて。
とにかくこれなら続けられそうだと一安心。




「お帰りなさい。お疲れさまでした。」



施術の後、待っていてくれた桜子と滋さんと合流して。優紀もVIO体験したと言うので、痛かったよね?と半泣きで二人で手を取り合う。



結局、クリニックを出る頃にはいい時間で。そのまま近くのレストランに移動してお夕飯を食べることにした。



「だけど、一回でも、女子力上がった気がする!」
そう言えば、単純すぎだと笑われたけど、形も整えてもらったから、ほんとにそれだけでも気が軽くなったんだ。



「でも先輩、はじめてって訳でもないですよね?」
桜子の鋭いツッコミに思わずうっとなる。



「あー、まあね。道明寺の時はまだ若かったし…あっちも私も初めて同士だから、あんまり気にしなかったと言うか、思いも至らなかったと言うか…」



でもさすがにこの歳で、相手があの人で…
そんな無頓着でいるわけには…



「そんなに気になるなら、あきらくん、目隠ししちゃえば?」
「なんのプレイ!!!」
慌てて暴走を止めれば、滋さんがきょとんとする。
「えー?滋ちゃん、たまにダーリンとやるよー?」
頭抱えたくなる。
「そうなると、女子側も頑張らないとですからね。セカンドバージンの先輩だと最後まで行き着かない恐れが…」
「確かに。つくしってば、いつ以来?下着とかは?あとで皆で見立ててあげるよー?」



相変わらずグイグイくる滋さんと桜子に、優紀はもはや半笑い。



「私で遊ぶのやめてー!」
「ちょっと、ちょっと、なんならニッシー呼んで、あきらくんの好み聞いちゃおうよー!」
「気を付けないと西門さんの好み仕込まれますよ?」
「あ、確かに。で、ワザとあきらくんが気が付くようにして怒らせる。みたいな。あの人そういう小技仕掛けそう!
あー、でもかといって、類くんとかむっつりっぽいよね。真っ白レースだけどデザインがエロい…とかさ。」



止めても止めても、次から次へと湧き上がる嬌声。
頭痛くなって来た…



あーあ、もう。と思ってふと視線を落とせば、テーブルに置いてたスマホの通知ランプが光ってた。



『今空の上。あと数時間で成田着。日付変わっちゃうかもだけと、お前んち行っていい?』



えー!!
そんな予定だった?
帰ってくるの週明けだったよねー?



慌ててスマホを確認すれば、未読になってるメールを見つける。
無事業務終了につき、少し早いけど帰国するとのメッセージが昨夜の遅い時間に届いてた。



やだ!なんで気付かなかったんだろ。




「あたし、帰る!お金、これで足りなかったら、悪いけど後日精算してー!」
これ幸いとお札を優紀に渡して、私はその場を後にする。相変わらず滋さんと桜子はニヤニヤ。



「先輩、ご武運、お祈りしてます!」



ご武運って…
もー、しばらくはこのメンバーでは集まるまい、と心に決める。



っていうか、やっぱりそういうこと?
今更、心臓がバクバクしてきた!



fin





♯悠香様、三周年おめでとうございます!
ガールズトークのわちゃわちゃでお祝いの気持ちを届け致します。お目汚しご容赦くださいませ。


孜孜汲汲 意味 『飽きる事なく、努力を重ねるさま』



一番遠くに居るんやないかな、ウチの場合。
0004様、ご多忙な中を有難うございました。


読み終わりに、ポチってして下さいましたら嬉しいです。








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