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本部の社員とオーナー、そしてオーナーが出資テナントを連れて来たのはまさかのアイツ。
アイツに出資して欲しい企業は沢山有る筈。
が、よりによって何故このタイミングなのか。
世界規模の巨大財閥御曹司。
アイツは秘書と、SPらしき複数の男性を引き連れてあちこち建物やら、界隈のインフラやらを綿密にチェックしている。
あたしは引き釣った表情で、旬の腕を隠しながら手を繋いでいる。
アイツからあたしは、レ○プされそうになり警察沙汰となった事がある。
アイツの母親があたしに近寄らせないから、と慰謝料代わりで金銭解決をした。
父親が若年性認知症を発症したのと、母の入院費用。
弟は住宅ローンを抱えて、途方に暮れこれ幸い渡りに船だった。
あたしの事よりも、家族は費用が入り用で。
両親は介護施設を伴ったマンションに入居し、弟は終生暮らしに困らない生活の費用を手にした。
代わりにあたしは、家族とは絶縁した。
巻き込まれたくなかったし、負い目を感じた。
被害者はあたし・・・でも、惨めだった。
それでも悪魔に抱かれたい、と思う女は世界中に居るのだから滑稽とはこの事である。
案の定オーナーは、費用捻出を渋っている。
旬はオーナーに、喰い下がって頼んでいた。

去年書いたお話なんで、短くてすみません。
私的に精神的ショックな事も重なり、公開時間が遅くなりました。
楽しみにして下さってる数少ない読者様には、大変申し訳ありませんでした。




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