あたしの周りは何人かは独身も居るけど、全くのフリーではない。
誰かれパートナーが居る仲間が多い現状。
高校の後輩だった桜子は、あの『F4』メンバーの一人だった美作さんと先月結婚した。
既におめでたで、あたしがお祝いを送ったら『先輩無理なさらないで下さいね』と逆に気を使われた。
「桜子も来年はママだもんなあ」
ため息を付きながら、あたしも自分の現状を考えるも。
「そうよね。あたしも、未だ出てないから助かった」
「へ?優紀、去年産んだばかりじゃないの?」
優紀は双子の男の子を出産し、てんてこ舞いな子育てをしてると聞いてたんだけどな。
「まあ、生まれたけどね。お女中さんやシッターさんも居るし。家元夫人がね、見て下さるから」
授乳のミルクから、全部準備して家を出たそうで。
そのくせ、免状を書いたり、茶会に顔出したり。
休んでるのかも心配だわ。
「織部君は優しいでしょう」
「うん。料理好きだから、助かってるよ」
中学の幼なじみだった織部淳平君は、高校時代は付き合ってた彼女が居たらしいけど。
あたしもその当時は付き合っていた。
先日モス○ーガーで、偶然再会したの。
その時は連れが居たのだけど、FBでメッセをやり取りして。
今は週末デートを楽しんでいる。
今週末にも映画館へ行く約束をしてるし。
「織部君が別れてたのは、知らなかったわ」
「彼女の束縛がキツくて、駄目だったみたい」
「嫉妬深いのも困るよね」
優紀は他人行儀に言うけど、あんたも大概でしょとツッコミたくなったよ。
「ま、それよりはさ。会社の仕事もほどほどにするんだよ」
「どうして?小さいしがない会社だから」
「だと良いんだけどな・・・」
優紀には、分かっていたのかもしれない。
長年、色々な世界で付き合いがあったから。
「優紀ったら、心配症なんじゃない?」
既に魔の手は動いていたのかもしれない。
プルプルプル・・・スマホが、卓上で鳴り響いていた。



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