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小雪がちらつき始めた離れの庭園。
つくしは灰色に染まる空を、眺めていた。
菫が天に還ってから、何日も己を攻めタマや邸の使用人が何度も宥めた。
菫はつくしを恨んではいないと。
『あたしが丈夫に産んであげたらと・・』
子供が中々出来ず、不妊治療の末に授かった幼い命。
だが無情にも小さな骨となり、天へ還った幼子。
自分も夫も身体は丈夫過ぎる位でありながら、何故淡雪の如く儚き命で終わらせなければと思う。
変われるならば、自分も菫の苦しみを分けて欲しいと願っていた。


「身体に毒じゃねーか?」
司はつくしの隣で静かに、腰を下ろす。
「あたしは何で此処に居るんだろ」
「何日も離れに居るつうから、心配したじゃねーか」
「菫が産まれて、あたしは嬉しかったの」
「・・・・・」
「でもね凄い病弱で、毎日ICUで管に巻かれていたの。ある時感染した菌から、合併症を併発して亡くなった」
つくしの眼からは、儚げな雫が落ちて来る。
「あんたも現地で喜んでくれたのにね。でもあたしが」
つくしは裸足で、庭へ歩こうとする。
「つくし」
「あの子を殺したのはあたしなの」
「今更言っても、ガキは生き返らねー」
司はつくしを包むと、離れから寝室へ連れ込む。
「オレはつくしだけ居てくれれば良い」
「子供を欲しい・・・」
「オレはつくしが無事であれば、それで良いんだ。ガキは授かり物だし、お前に何かあればオレはそっちが不安なんだ」
「司は子供好きじゃん。あんたにしてあ・・」
つくしは涙声ながら、司への懺悔を口にする。
司はつくしの頭を自分の胸に埋める。
「汚ないよ」
「つくしは綺麗だ。ガキが居なくても、つくしとだけで生きてくのは悪くねーし。跡継ぎなら、姉ちゃんのとこにも居る」
大恋愛の末に結ばれ、シンデレラストーリーと迄センセーショナルな話題として取り上げられた学生時代。
「あたしは此処に居てもいいの?」
「お前の居る場所はオレの隣だからな。タマ達にも心配掛けるな」
「ゴメン」
「子作りなら幾らでも任せろ。今日は寝かさねーし」
「ち・・・ちょっと」
「つくしが酒に走る位、オレが不甲斐ねーからな。たっぷり、スキンシップは取らねーとよ」
離れの床の軋みも、これからの二人を睦みを期待する度合いと言ったところであろう。
粉雪のちらつきが、とめどなく落ちて来る。
二人は一筋に、互いを想い合いながら時を過ごして行く。
比翼の鳥と連理の枝、それは形を変えながらも永久に続く物語。
未だ始まったばかりの一つの恋の手本。


タイトルと関係無い話で、ゴメンなさい。🙏💦💦
あれ?何を言いたかったんかな。
曲を聴いてたら妄想が・・・・(笑)。
山内惠介・・・侮れんwwww。
この曲は作詞家が、有名なんですよね。
『岡本さとる』だったかな。
時代小説のジャンルですが。
因みに時代小説家では、『佐伯泰英』『佐々木裕一』『池波正太郎』推しな悠香でございます。


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