「今日はお疲れ様でしたあー」
絵里「つくしから、率先して飲み会するんは進歩あるわあ。今年こそ、出会いが期待あるぞー」
「「「「「「乾杯」」」」」」
会社の最寄り駅近くにある、洋風居酒屋で仕事の仲間達とつくしは飲み会にくりだした。
絵里はホット○○パーグルメや、ビューティーを愛読している。
東京ウ○○カーシリーズや、ネット仲間情報で食べ放題や飲み放題も情報共有する位だ。
つくし「絵里は彼氏とは、どうなのよ」
絵里「斗真?うん、今年は籍入れるつもり」
珠理奈「長かったじゃない。5年付き合って、やっとなんだ」
絵里「だって、アルバイトじゃあねえ。私も正社員ではないけどね。契約社員だし、来月からやっと正社員になれるから」
野村珠理奈は、新婚ホヤホヤで絵里とは学生時代からの仲間である。
香葉「そうねえ、相手がバイトで自分が社員だと沽券に関わるもんかなあ」
孝弘「あのなあ、オレがそうだったらイヤになるもんだ。」
珠理奈「タカは学生結婚だから、良いよねえ」
孝弘「オレは実家が農家だからなあ。でも大変だぜ、朝早くからだからな」
同僚達の結婚が話題になる一方で、つくしは桜子の動揺ぶりが寧ろ引っ掛かかっていた。
滅多やたらに騒がない桜子が、あれから連絡も無い。
『取り越し苦労かなあ・・・』
と、注文したレモンサワーを口に含んだ時である。
竜二「今朝のニュースには驚いたぜ」
香葉「私もよ、日曜日にパパと娘が散歩したばっかなのよお」
坂上香葉は、小学校2年生の娘を持つ既婚者だ。
スマホの画面から、派手な音が流れている。
もう一人の男性参加は、中村竜二。
竜二はスマホゲームに熱中しつつ、一段落したのかようやくドリンクを飲み始めた。
見た目は花沢類が幼顔になった感じの、銀ブチ眼鏡が映えている。
商品開発部に居るが、無類のスマホゲーム好きである。
珠理奈「竜ちゃん、対戦ゲーム勝った?」
竜二「余裕。外国人だったし、まだまだ」
孝弘「朝の事件、やっぱり道明寺司の奥さんみたいだな」
開発部に所属する竜二は、ニュースやネットをマメにチェックしているのだ。
FBでは、時事に関するブログを発表したりもしている。
竜二「道明寺HDは今や、疑惑のデパートみたいなもんだからさ」
絵里「エ?私の知り合いが、株主なんだけどお」
竜二は株主ではないものの、ネット仲間や投資関連の資料を目にする事も多い。
竜二「先代が亡くなって、楓社長になって暫くは安定してたんだが。息子と権力争いになったのは、知ってるだろ?」
つくしの顔つきが、道明寺の単語が飛び出して来てから段々と青くなって行く。
死人の手前みたいな顔で、生気が失われ。
空耳だったのか、耳鳴りなのか特徴のあるヴォイスが木霊してくる。
『お前は逃げられねー。オレは地獄の底でも奪いに来るからな・・・』
美しくも魅惑なヴォイスは、悪魔の生まれ変わりなのであろうか。

つくしはグラスを倒したまま、意識を手離してしまった。


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