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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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小っさい恋の物語・・二人だけの誕生日〜10〜

つくしは部屋を出て行ってしまい、つかさはショックを受けていた。
牧野一家は固まってしまっている。
世界的企業の未来の御曹司様を、殴ったのが我が娘だとは。
春男と千恵子は、リストラに怯えている。
進は姉の勇気有る?行動に、羨望していた。


つかさは放心状態で、動けない。
西田はつかさを背中におぶって、部屋を出た。
楓は無表情を装っていたが、口元で笑っている。
「牧野さん。見上げた根性ね。でもあの子を殴ったのは、凄いわ」
「ウチは長幼の序を、徹底させてるんです。ダメ親の私が言うのも、あれですが」
『年功序列』は道明寺のオフィスでは、既に死語となっているのだが。
楓はつかさとのコミュニケーションは、無いに等しい。
顔を合わせれば、ババア呼ばわりは毎度の事。
親らしい事をしてるか、と言えばしてないだろう。
家族もビジネスの齣に使う楓だ。
本当は家族らしい事を、してやりたいのだ。
が、今の会社では楓無しの、状態では機能しない。
世界経済やビジネスに、携わる人々の生活を考えれば、楓には母の顔を持つ機会は許されなかった。
楓「二人が編入試験をパスしたら、道明寺の方で面倒は見るわ」
「「でも・・・」」
楓「此れはビジネスよ。進君は将来道明寺の会社に入社して頂くの。あの子は青田買いしてでも、将来の幹部候補に育てたいわ」
春男「進はそんなに凄いのでしょうか?」
教育熱心に育てようとは、考えた事のない春男である。
成績優秀は凄いなあ、とのほほんと考える程度だ。
楓「進君の成績証明書、全国模試で首席。私立にでも通ってるならいざ知らず、脅威であってよ。つくしさんも、3番なら充分狙い目が有るわ。英徳の編入試験をパスしたら、道明寺の仙台支社で貴方の待遇も大幅に見直してよ。あくまでも、未来への投資。つかさは関係なくって」
進は勉強する事でしか、自分の存在意義を見出だせなかった。
が、それ以上に好奇心旺盛で、学校でも担任を困らせる位に勉強してばかりの進だ。
進「おばさん。オレ・・・受験はしてみます。受かるか分かりませんが」
千恵子「進、留学したいって・・言ってたわよね」
楓「英徳は語学留学も盛んなの。ヤル気を出せば、運は自ずと引き寄せるられるわ」
進「オレが寮に入ったら、パパ達も楽出来るじゃん」
春男「普通の学校じゃ、満足行かないかい?」
進「オレ・・・センセーの話つまんないから。・・簡単過ぎて・・」
楓「オホホホホホ。進君だったわね、チャレンジなさい」
楓は幼な顔ながら、未来有る若者の発見に内心己を誉めていた。
『この子を将来は、絶対につかさの部下として大成させよう』と新たな野望の実現に、良い意味でほくそ笑む楓だった。

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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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