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御曹司の欲望と暇潰しの餌食?に、風前の灯火である極平凡で小さな少女。
眼が大きくて、明るくてハキハキ話の出来る少女。
その笑みは一度節したら、忘れられない印象を残す。
世界経済の女帝すら、この娘を手放したくないのだ。
『このダメ過ぎる息子が、唯一まとも?になれるならば安いものだわ』
女帝様こと『道明寺楓』の懸案は、出来の悪い息子つかさの将来を憂いていた。
誕生日パーティーは、毎回開いても途中で逃げ出しては悪い仲間(あきらや総二郎?)と繁華街でゲーセンに屯してる事。

つかさがまともな子供に育たなければ、道明寺HDの将来が無いのだ。
学校へ行けば社長出勤で遅刻は毎日、成績はとても良いとは言えない。
テストには替え玉を参加させたりと、ヤル気もからきし無い息子。
母の顔に戻れない楓の心配なんぞは、何処吹く風。
こんな事では将来の経営者としては、絶対に許されないのだが。
何せ何十万の従業員と、関連会社や請負会社から正社員・派遣・嘱託にパートタイマーから株主に迄至る場所。
道明寺の名前は、ある種の『免罪符』にも使われる位に価値が違うのだ。
此処の会社に入社したくて、庶民は死ぬ様な努力をするのだ。
超一流大学を卒業しても、一握り入れるか否かとブランド名は最強の会社。
この会社に就職し、エリート街道に乗れる人間は『まさに人生勝ち組』なこの会社。
それなのに、肝心の跡取り息子が此れ程迄に酷いとは。
株や金の操作とビジネスに専念する方が、楓には全然楽なのである。
楓「つくしさん、試験を受ける方向にならないかしら?」
つくし「あたしはしけんほうきしたんだよ」
楓「それはつかさが不埒な事をなさったからでしょう?」
つかさ「オレはつくしが好きなだけだっ」
楓「つかさは黙ってなさい。口を開けばバカの一つ覚えで、つくしさんの迷惑をお考えにならないのかしら?」
つかさ「オレはバカじゃねえっ」
るい「いや、お世辞にも利口とは言えないよな」
つくし「うん、バカだよねえ」
るいとつくしの回りでは、雰囲気に和んでいる。
つかさ「つくし、るいからはなれろっ」
楓&るい&つくし「「「やっぱり、バカだ」」」
楓「このおバカ過ぎるつかさの将来は、もう貴女に掛かっているの」
つくし「あたしはなあんにもしてないよ」
楓「つかさが言うこときくのは、つくしさん位なのよ」
つくし「あたしにしけんうけてってこと?」
楓「無理かしら?まさか、お逃げになるのかしら」
つくしは公立の学校で、普通の生活を送りたい。
友達を沢山作って、楽しい学校生活を満喫したいだけなのだ。
つくしに選択肢は、存在するかは怪しいとも言うのだが。
つくし「やるよ!あたし、がんばるっ」
やっと試験を受ける気持ちになったつくしである。
つかさが抱き抱えて、狂喜したのは今更である。
つかさ「つくし、オレの為に受けんだなっ」
此処に未だ分かってないのが、一人・・・いた。




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