連載はグダグダですが、雛祭りにちなんだ二人を書いてみました。

今日のつくしは、オーバーオールで髪を二つ縛りで唇に少し紅を指している。
それは雛祭りに因んで、女の子は化粧を施して雛段を飾ってある椿の部屋に行けるからだ。
椿は2日前にジェットで帰国した。

アメリカの学校が春休みになり、椿がジェットで帰国すると聞いて支度させられたつくし。
一人で出迎えをする事を希望したが、毎度の如く『オレも一緒だっ』の一言で又しても我が儘御曹司のお守り付きなつくしである。
楓は開き直ったのか?、『ビジネスが多忙』を名目にNYへ戻って行ったきりである。
今日はイギリスでの『経済諮問会議』に参加で、家庭の事は放置である。
『つかさのお守りなら、つくしさんが何よりだわ』の一言で済ませる楓の事である。
砂利道を敷き詰めた離れの水車小屋跡に(現在は埋められている)タマの日本間が有る。
昔、タマが若かりし青春時代に、澄んだ水を汲み上げた水車があったらしいが。
今はその面影すらもない。
建物の奥にある大広間には、『8段飾り』の豪奢なお雛様が飾られている。
つくし「うわぁー、おっきいねえー」
椿「つくしちゃん、ごめんなさいね。ウチのバカ(つかさ)がストーカーしてるから」
つくし「お雛様の着物きれー」
故、人間国宝の○○氏最後の傑作と言われた「雛人形」に、つくしはうっとりしている。
つくし「あたしもこんなキレイなのきたいなあ」
椿「つくしちゃんなら、きっと可愛いわよ。お姉さんが保証するわ」
そもそもお雛様の格好は、結婚式かコスプレ以外では縁の無い服装である。
つくし「このおだいりさま、あたしにもあらわれるかなあ」
つくしの妄想?にすら、独占欲を出そうとするのがこのダメ息子である。
つかさ「オレがいるじゃねーかっ」
つくし「えー、あたしおバカなお内裏様いやだあ」
椿「確かに・・・バカはダメよねえ」
其処へ白いワンピースに、色白の人形みたいな容姿の少女がやって来た。
静「ごきげんよう、椿お姉さま」
お雛様とは違うが、白亜のお城から人形がやって来た様な美しい女の子だ。
椿「静、よく来てくれたわね」
静「タマさんが賑やかな方が良いって、仰ってくれましたのよ」
緊張しながらも、噛まずに何とか話した。
つくし「こんにちは、つくしです」
静「あら、可愛い女の子ね。静です、宜しくね」
つくしは美人過ぎる静に、圧倒されていた。
椿「静はね、モデルをやってるのよ」
つくし「だから、きれいなんだねえ」
静「あら、つくしちゃんは可愛いわよ」
静の後ろには、るいも来ている。
つくし「あ、お内裏様が来てくれたんだ」
るい「つくしは相変わらずだな、どうでもいいけどね」
クイクイと指を動かした先では、つかさが青筋を立てて鬼の形相で睨んでいるではないか。
つかさ「つくしのお代官様はオレだっ」
つくし「あたしのお内裏様は、つかさのイメージじゃないよ」

繰り返しであるが、お代官様とつくしでは『着物を剥いで・・』違う系統のお話になるのである。


つかさ「じゃあ、つくしのお代官様はどんなんだよ?」
(先ずはこのおバカを、どうにかしよう)
つくしが困惑していたところに、ひょいとやって来たのは偶々其所に来た進である。
つくし「進なら、お内裏様のイメージに近いかなあ」

進「タマさんが・・・白酒くれるって、行ったから来た」
つくし「だよね。その後ろにいる女の子たちは?」
進「此処に来たんだけど、道に迷ってたから連れて来た」
進の連れて来た女の子達と、彼の運命や如何に?

進「オレ?何かさぁ、寒気すんだけど・・」
つくし「ゆうれいとか、いるのかなあ」
つくしはやはりであるが、分かっていないのであった。

次回作を公開状態で、書いておりました。
大変お騒がせしております。
此方の続きは、明日公開になります。
申し訳ありません。

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