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道明寺奥の院・龍泉庵

花より男子のブログになります。一部のお話はブロ友様のみの公開です。一部記事にパス掛けてますので、ご了承下さい。

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小っさい恋の物語・・一杯の掛け蕎麦と進・・時々タマ 〜前編〜

今日は連載ではなく、ふと思い付いたお話になります。
何かですね、浮かんじゃいました(笑)。

〜進Side〜
オレは牧野進。
牧野つくしの弟にして、普通の年頃の健全な男子だ。
先日オレは『英徳学園中等部』に、飛び級合格した。
英徳学園てのは、セレブ達の通う学校である反面全国で有数の最難関進学校でもあるんだ。
オレが生まれた時、記憶は薄いんだけど死にかけたそうだ。
何でか交通量の多い道路に飛び出して、間一髪だった。
父さんは仕事が忙しくなりだして、姉ちゃんしか周りには居なかったからだろうか。
とにかく、母さんに怒られたらしい。
記憶ないから、今言われてもピンと来ない。
それからは大人しくなり、何も意思すら持たない暗い子供だった。
ある時を境にオレは父さんの部屋に置いてあった本を、何気に読み初めていた。
父さんは『科学者』を目指して、勉学に励んでいたそうだ。
でも父さんの家系は、兄弟が多くて勉学は許されなかった。
優秀な頭脳を持っていたと、何時だったか『父方の叔父』が言ってたなあ。
父さんは『勉強』したくても、出来なかったから。
オレは父さんが若かりし頃に読んでいた『アルキメデスの原理』『ソクラテスの思想』『デカルト』等の本を、ひたすら読んでばかりいた。
年相応の子供には分からないが、自分は読んでいる時が楽しかった。
姉ちゃんも勉強が好きだったけど、オレが読んでる本は『ありえないし、わからないねえ』の一言だった。
近所に大学院生の住むアパートがあった。
オレは勉強を習いたくて、『お兄さん』に教えて貰ったのもこの頃。
この界隈の優秀な大学で、『生物学』を学んでいたその人は何時も『掛け蕎麦』を食べながら部屋で勉強をしていた。

オレは『カップ麺』の掛け蕎麦を、差し入れする代わりに勉強を教わった。
その人が就職する迄、高校で使用した教科書や問題集を譲って貰ったりもした。
小学校で勉強を習うも、オレが質問すると教師は返答に困り果て『牧野は図書室で自習しろ』と何度も言われた。


最近それを、家族に話をしたら何でか両親は泣き出した。
春男「父さんが仕事にかまけてな、許してくれ」
千恵子「あたしが悪かったよ、進が可愛げの無い子供になったのはあたしのせいだよ」

いやオレ・・・別に『お涙頂戴劇場』を、期待した訳じゃないんだけど。

自分は存在が無いのと、何処へ行っても『年相応』に見て貰えないのが嫌だっただけなんだよ。
その才能を認めてくれた?のが、鉄の女『道明寺楓』さんだったんだ。




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Author:悠香
花より男子の二次を書いています。
CPはつかつくか、総優の二刀流であります。
一部のお話には、パスワードを掛けてあります。
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